いずれもWOWOWで放送されたドラマで、原作は小説です。
『5人のジュンコ』
真梨幸子さんの小説が原作の作品で、2015年にドラマ化。
物語は、連続不審死事件の容疑者である佐竹純子が逮捕されたことからはじまります。
ジャーナリストの助手・田辺絢子が、容疑者の周辺を取材することにより、さまざまなことがわかってくるという展開です。
主演は松雪泰子さん、謎多い佐竹純子に小池栄子さん、佐竹純子の同級生の篠田純子にミムラさんという配役です。
ジュンコという名をもつ5人の女性を描くことで、事件の本質も明らかになっていく、という感じなのですが、ラストシーンが意味深です。
もしかすると、佐竹純子と篠田純子はグルなのかしら?
『変身』
東野圭吾さんの『変身』を2014年にドラマ化。
主演は神木隆之介さんです。
理系の東野圭吾さんらしい内容で、脳移植による人格変容がテーマとなっています。
初出が1991年なので、当時としてはファンタジックなテーマだったのかもしれません。
ドラマのほうは、1話50分前後、全5話で、こちらもイッキ見可能です。
人格変容する様子は、さすが神木隆之介さんという演技です。
そして、恋人役には二階堂ふみさん。
どちらも朝ドラ俳優です。
自分を取り戻すために、自分で自分の脳を撃つというラストの展開には、ちょっと感動かも。
『天使のナイフ』
薬丸岳さん原作小説を、2015年にドラマ化した作品です。
少年による犯罪をテーマにした内容ですが、設定をみて、山口県光市の事件を思い出しました。
1話50分、全5話です。
主演は小出恵介さんですが、事件を起こした3人の少年役に、北村匠海さん、村上虹郎さん、清水尋也さんが出演しています。
これって『東京リベンジャーズ』じゃん!
と、全然ちがうところで喜んでしまうかもしれません。
村上虹郎さんと清水尋也さんは、いわくありげな少年役で登場することが多いので、サスペンスドラマには欠かせない存在なのかも。
原作小説を読んでいないので、なんともいえないのですが、ラストはちょっと・・・。
カフェの従業員役の千葉雄大さんが、もったいない感じです。
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