11月は、もっと観たい映画が目白押しだと思っていたのですが、フタを開けてみれば、「あれ、これだけ?」という結果に。
でも、『きのう何食べた?』も『攻殻機動隊』も、どちらも大好きな作品なので、映画館で観ると、感慨ひとしお、という感じです。
12月は、もっと映画を観られると思うのですが、どうなんでしょう。
今のところ、観たいとおもっているのは、
の2本です。
ほかにも、観たいかな~という作品はあるのですが、見に行けるかな?
『劇場版 きのう何食べた?』
投資金額:1200円
『きのう何食べた?』は、テレビシリーズを何度も見直しているほどのファンです。
映画を観る前に復習しちゃったほどです。
どこが良いかといえば、中年ゲイカップルならではの現実感があることでしょうか。
映画版では、親の看取りについても語られていて、実感ありました。
ゲイではなくとも、独身で一生過ごす人が増加したからこそ、結婚という形態ではない家族の在り方が問われているとも感じます。
ちなみに、単身世帯は、1995年から2020年の間に、1,124万世帯から1,453万世帯へと増加し、今や最も多い世帯となっています。
ひとりで生活している人が最も多い時代がやってくるなんて、30年前には考えられなかったかもしれませんが、今では一般的になっているようです。
そんな社会構造の変化もあって、『きのう何食べた?』が広く受け入れられているのだと思います。
そして、観に来ている人の年代層が広く、70代と思われる女性が多かった(レディースデーではありますが)のが、印象に残りました。
『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』
投資金額:1500円
『攻殻機動隊』も、何度も見直しているアニメシリーズです。
今回の『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』は、Netflixで2020年に公開された『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン1を、劇場版用に再構成したもので、2週間限定公開です。
ノートパソコンのモニターで観るのとはまったく違って、大画面でみると、3DCGのリアルさが感じられて、迫力あります。
ストーリーは何度も観ているのでわかっているのですが、シーズン1がトグサくん消失で唐突に終わっていたので、劇場版で元気そうな姿を確認できてよかったです。
最後の数分は、2022年4月に配信スタートのシーズン2の予告です。
すべてがシーズン2の予告でもあるのですが、大画面でみると違う良さがあることに気づきました。
観終わって、すぐにNetflixで『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン1を見直したくらい、かっこ良い。
次に劇場版をつくるときは、IMAXでお願いしたいです。
『聖地X』
投資金額:1200円
岡田将生さん主演の『聖地X』は、ホラーといえばホラーなのですが、若干SFっぽい仕上がりの映画です。
『事故物件 怖い間取り』に近いのですが、物理っぽく、理詰めで攻めてきます。
まず、お金はあるけどやることないという長男が岡田将生さんで、離婚したいけど未練がある妹が川口春奈さん。
そして、飲食店が長続きしない場所で居酒屋を開店させようとしているオーナー役に緒形直人さんという、けっこう豪華な出演陣です。
ストーリーもそれなりに面白いので、映画館でなくても良いから、一度はみていただきたい作品です。
それにしても、岡田将生さんは、ヘタレキャラとかキレキャラとかが似合いますが、『聖地X』では完全にヘタレでもなく、途中から座を仕切ってくるようなところがある役です。
今年みた、岡田将生さんの中では、3番目くらいに好きかな~。
一番は『大豆田とわ子と三人の元夫』の弁護士役、2番めは『CUBE 一度入ったら、最後』のコンビニ店員、そして『聖地X』の自称作家の兄役です。
『さんかく窓の外側は夜』の冷川理人役は、今思うと、似合ってるとは言い難い役柄だと思います。
11月はここまで。
『恋する寄生虫』も観たかったのですが、今回はパスで。
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