毎月観た映画についてコメントしているので、2020年に観た映画のベスト10を書いておこうと思います。
あくまでも個人の感想ですので、失礼がありましたら、お許しください。
『窮鼠はチーズの夢を見る』
投資金額:4300円
行定勲監督の作品は、けっこう好きなものが多く、『窮鼠はチーズの夢を見る』にもハマりました。
3回も観ちゃったし、もう5回くらい観ても良いかな、と思ってるくらいなので。
成田凌さんがすごく良いのですが、さらに大倉忠義さんの自己完結した感じが、すごく刺さりました。
恋愛で、自分から好きになったことがない人におすすめです。
そして、これを観てから、白スニーカー男子に目が行くようになりました。
『ミッドナイトスワン』
投資金額:1500円
才能に魅せられた人の物語です。
将来に不安を感じているトランスジェンダーが、才能のある少女に出会って、自分の生きがいになっていく様子が、とても伝わります。
こう書いてしまうと、よくある話なのかもしれませんが、最後は涙。
AmazonPrimeに出てきたら、絶対観ます。
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
投資金額:1500円
大人気ドラマの映画化第2弾。
東出昌大さんの不倫でケチがついたり、出演していた三浦春馬さん、竹内結子さんが自殺されたり、ある意味、話題性のあった映画になってしまいました。
しかし、ストーリーにひねりがあって、AmazonPrimeに出てきたら、有料でも観ます。
そういう意味では、予習代わりに『コンフィデンスマンJP ロマンス編』を有料で観ているので、投資金額は、もっと多いといえます。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
投資金額:1200円
今や、国内の興行収入歴代1位になりそうな勢いです。
エモーショナルな映画なので、わかりやすく感情移入しやすいのが、ヒットの要因かと。
『パラサイト 半地下の家族』
投資金額:1900円
1月に観て、日本人には作れない映画だな~、と思った作品です。アカデミー賞を受賞したので、ご存じの方も多いと思います。
強烈な印象が残っています。
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
投資金額:1800円(1400円+AmazonPrime400円)
千葉雄大さんと、成田凌さんが良かったという印象があります。
それと、スマホを落とすと、これだけ悲惨な目に合う、という教訓的な映画でした。
『罪の声』
投資金額:1200円
原作小説を上回る仕上がりだと感じました。
ほぼ、原作通りなので、小説を読むなら映画の方をおすすめします。
『天外者』
投資金額:1500円
三浦春馬さん最後の主演作。
五代友厚を演じきったといえるものですが、ストーリーは、五代友厚の生涯を時系列に並べているだけなので、深みには欠けると思います。
映画のなかの五代友厚は、ある種の天才として描かれていますが、本当のところは、どうだったのでしょう?
『望み』
投資金額:1200円
自分の子どもが事件に巻き込まれたのか、首謀者なのか?
信じたいけど、本当のところはわからないという親の焦燥感がひしひしと伝わってきました。
『Fukushima 50』
投資金額:1200円
「東電本社はアホですが、現場はがんばりました」ということが描かれている、ある意味、自己弁護のような映画です。
東日本大震災と、その後に起こった原発事故においては、東電は語るべき言葉はほとんどないと思うのですが・・・。
福島第一原発の所長で、亡くなった吉田昌郎さんは、すばらしい機転で最悪の事態を回避したことは知られています。
それを否定する気はないのですが、ここまで美しい話かな???
ヘリコプターで乗り付けて記念撮影をした、当時の菅直人元首相のアホさ加減は、もれなく描かれていて、菅直人元首相を落とし所にするんだね、という感じです。
渡辺謙さん主演だと、東電の悪い面がちっとも描かれないようです。
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