さきほど、吉方位旅行で上牧温泉に行ったことをブログで紹介しました。
⇒ 【北西に吉方位旅行】「天空の城下町」沼田から自家源泉の上牧温泉へ
そして、帰り道に聖地巡礼してきました。
足利にある栗田美術館です。
Queenのフレディ・マーキュリーが、1986年9月26日に行ったという、伊万里焼と鍋島焼だけの陶磁美術館です。
有名なこの写真を観たい!
という理由もあったのですが(どんだけミーハーなんだか)、なによりもフレディの足跡を、自分でも歩いてみたいと思ったからです。
そして、北関東に行くなら、絶対に行くべき!
と思ったのでした。
3万坪という広大な敷地に、洗練された建築物が立ち並びます。
栃木県足利市の豪商出身の栗田英夫氏が、伊万里・鍋島の収集に情熱を注いだ結果が、栗田美術館です。
1968年には、コレクションの一部を東京都中央区の栗田コレクションルームで一般公開。
1975年には、足利市に3万坪の敷地面積を誇る栗田美術館を開館。
これらに投じた私財は当時500億円といわれたそうです。
面川は美術館は好きなので、有名なところには行ってますが、この規模で、伊万里焼と鍋島焼しか所蔵していない、という点には恐れ入ります。
それにしても、栗田英夫氏の美的なセンスは、とても素晴らしいと感じました。
元の風景に馴染むような建築物が、それを物語っています。
この開山堂は、明治5年に、明治天皇が平和を祈願したという由緒がある勅願所です。
よくぞ、ここに移築しました。
静謐で、すごくパワーを感じる場所です。
開山堂の正面右には、寿光院石仏があります。
こちらは、栗田英夫氏の母が集めたものを、ここに移したもののようです。
これは、複製や偽物の防止のためだと思いました。
なぜなら、大きな陶磁器は、撮影可能だからです。
これらの陶磁器は、江戸時代末期から明治初期に、海外で開催された万国博覧会に出品されたものです。
高さは、大きなもので2メートル近くありますから、再現することは技術的にも難しいものばかりです。
これらは撮影OK。
ということは、やはり偽物を作る人間がいることを危惧しているための撮影禁止だと思われます。
栗田美術館には、登り窯があり、ミュージアムショップでは、栗田美術館が作った複製品がお手頃価格で販売されています。
焼き物に目を奪われていると、見逃してしまうかもしれませんが、冒頭で紹介した有名な写真は、歴史館にあります。
歴史館に入り、右手の壁を見てください。
さりげなく飾ってあります。
もう1ヶ所は、喫茶室のある陶磁会館です。
その喫茶室に、Queenのメモリアルコーナーが設けてありました。
映画がヒットしたので、関連記事がたくさん出ましたが、そのなかでも栗田美術館に来館したフレディ・マーキュリーの様子を書いたものが、メモリアルコーナーにあって、全文を読みました。
読んでいるうちに泣けてきたのは、面川だけではないはず。
喫茶室の方に聞いたところ、フレディは、本館と歴史館に立ち寄ったのだとか。
興味のあるところだけ、観て歩いたみたいです。
喫茶室では、おいしいケーキと、健康に良さそうなヘルシーなジュースがありますから、ぜひ楽しんでください。
おもしろいデザインで、これは欲しいな~、と思った伊万里焼のレプリカが変えました。
傘のデザインなんですよ。
それに、日本地図を大皿にデザインした焼き物をハンカチにしたもものとか。
器好きにはたまらないミュージアムショップです。
あしかがフラワーパーク駅が、あしかがフラワーパーク専用駅のようなものであるためか、ちょうど線路の反対側にある栗田美術館までは、道をぐるりと迂回して15分ほど歩かされます。
行きは、あしかがフラワーパーク駅から向かいましたが、帰りは富田駅まで歩きました。
だんぜん近い。
そして、正門から出て、10分ほどで富田駅に到着です。
富田駅から小山駅を経由して、品川までJRでつながっています。
運賃は1944円でした。
別途、グリーン席券を980円で購入。
2時間ほどかかります。
注意しなければならないのは、両毛線は小山駅の端っこに到着するため、乗り継ぎ時間に余裕がないこと。
乗り換え時間には注意してください。
ちなみに、陶磁会館を出てから、ミュージアムショップ経由して富田駅までの間、Queenの「It's Late」が頭のなかでぐるぐるしていました。
♪It's late
♪It's late
♪It's late
♪But not too late
聖地巡礼はいつでもできます。
決して遅くはないのです。
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20代に出会い、家族となったクィーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」
毎日Queen!10代から20代に聴いた音楽は忘れないものですね
⇒ 【北西に吉方位旅行】「天空の城下町」沼田から自家源泉の上牧温泉へ
そして、帰り道に聖地巡礼してきました。
足利にある栗田美術館です。
Queenのフレディ・マーキュリーが、1986年9月26日に行ったという、伊万里焼と鍋島焼だけの陶磁美術館です。
有名なこの写真を観たい!
という理由もあったのですが(どんだけミーハーなんだか)、なによりもフレディの足跡を、自分でも歩いてみたいと思ったからです。
そして、北関東に行くなら、絶対に行くべき!
と思ったのでした。
栗田美術館とは?
栗田美術館は、江戸時代に肥前鍋島藩で生産された伊萬里、柿右衛門、鍋島だけを収蔵している陶磁美術館です。栗田山荘 |
3万坪という広大な敷地に、洗練された建築物が立ち並びます。
栃木県足利市の豪商出身の栗田英夫氏が、伊万里・鍋島の収集に情熱を注いだ結果が、栗田美術館です。
1968年には、コレクションの一部を東京都中央区の栗田コレクションルームで一般公開。
1975年には、足利市に3万坪の敷地面積を誇る栗田美術館を開館。
これらに投じた私財は当時500億円といわれたそうです。
面川は美術館は好きなので、有名なところには行ってますが、この規模で、伊万里焼と鍋島焼しか所蔵していない、という点には恐れ入ります。
本館前にある決意表明 |
栗田英夫氏の碑 |
それにしても、栗田英夫氏の美的なセンスは、とても素晴らしいと感じました。
元の風景に馴染むような建築物が、それを物語っています。
赤松の林のなかに立つ建築物
栗田美術館の正門前には、梅が植えられていますが、本館から歴史館、喫茶室のある陶磁会館までは、赤松の林が続きます。本館 |
歴史館 |
ここの6階からあしかがフラワーパークが丸見え |
歴史館の陶磁と思われるレンガ? |
赤松の道 |
明治天皇が勅願した開山堂
栗田美術館の敷地には、新田義貞が戦死者の霊を弔うために建立した開山堂があります。この開山堂は、明治5年に、明治天皇が平和を祈願したという由緒がある勅願所です。
よくぞ、ここに移築しました。
静謐で、すごくパワーを感じる場所です。
開山堂 |
開山堂の正面右には、寿光院石仏があります。
こちらは、栗田英夫氏の母が集めたものを、ここに移したもののようです。
栗田英夫氏、弟の蘭嶽、母ヨシの銅像 |
館内は撮影禁止なので目に焼き付けて!
栗田美術館は、館内撮影禁止です。これは、複製や偽物の防止のためだと思いました。
なぜなら、大きな陶磁器は、撮影可能だからです。
撮影OKの大物 |
これらの陶磁器は、江戸時代末期から明治初期に、海外で開催された万国博覧会に出品されたものです。
高さは、大きなもので2メートル近くありますから、再現することは技術的にも難しいものばかりです。
これらは撮影OK。
ということは、やはり偽物を作る人間がいることを危惧しているための撮影禁止だと思われます。
栗田美術館には、登り窯があり、ミュージアムショップでは、栗田美術館が作った複製品がお手頃価格で販売されています。
ミュージアムショップには複製品が並びます |
フレディの写真はココにある!
さてさて、お目当てのフレディ・マーキュリーはどこに?焼き物に目を奪われていると、見逃してしまうかもしれませんが、冒頭で紹介した有名な写真は、歴史館にあります。
歴史館に入り、右手の壁を見てください。
さりげなく飾ってあります。
もう1ヶ所は、喫茶室のある陶磁会館です。
その喫茶室に、Queenのメモリアルコーナーが設けてありました。
ここでは2枚の写真が並んでいます |
Queenメモリアルコーナー |
映画がヒットしたので、関連記事がたくさん出ましたが、そのなかでも栗田美術館に来館したフレディ・マーキュリーの様子を書いたものが、メモリアルコーナーにあって、全文を読みました。
読んでいるうちに泣けてきたのは、面川だけではないはず。
喫茶室の方に聞いたところ、フレディは、本館と歴史館に立ち寄ったのだとか。
興味のあるところだけ、観て歩いたみたいです。
喫茶室では、おいしいケーキと、健康に良さそうなヘルシーなジュースがありますから、ぜひ楽しんでください。
レアチーズケーキとアロエ・グレープフルーツのジュース |
ミュージアムショップは必見!
レプリカが並んでいるミュージアムショップは必見です。おもしろいデザインで、これは欲しいな~、と思った伊万里焼のレプリカが変えました。
傘のデザインなんですよ。
それに、日本地図を大皿にデザインした焼き物をハンカチにしたもものとか。
器好きにはたまらないミュージアムショップです。
入場券を購入する建物と続いています |
富田駅のほうが便利
栗田美術館までは、あしかがフラワーパーク駅のほうが近いように見えますが、実は遠いです。あしかがフラワーパーク駅が、あしかがフラワーパーク専用駅のようなものであるためか、ちょうど線路の反対側にある栗田美術館までは、道をぐるりと迂回して15分ほど歩かされます。
両毛線を超える場所が少ない |
行きは、あしかがフラワーパーク駅から向かいましたが、帰りは富田駅まで歩きました。
だんぜん近い。
そして、正門から出て、10分ほどで富田駅に到着です。
富田駅から小山駅を経由して、品川までJRでつながっています。
運賃は1944円でした。
別途、グリーン席券を980円で購入。
2時間ほどかかります。
注意しなければならないのは、両毛線は小山駅の端っこに到着するため、乗り継ぎ時間に余裕がないこと。
乗り換え時間には注意してください。
ちなみに、陶磁会館を出てから、ミュージアムショップ経由して富田駅までの間、Queenの「It's Late」が頭のなかでぐるぐるしていました。
♪It's late
♪It's late
♪It's late
♪But not too late
聖地巡礼はいつでもできます。
決して遅くはないのです。
<関連の投稿>
20代に出会い、家族となったクィーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」
毎日Queen!10代から20代に聴いた音楽は忘れないものですね
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