今日は朝からクィーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。
土日は、満席状態みたいだったので、平日の朝イチにしました。
大好きなQueenに敬意を表してIMAXです。
ちょっと高いですが、納得でした!
中学2年のときには、すでにQueenの音楽を毎日のように聞いていました。
そういう意味では、筋金入りのQueenファンとも言えるのですが、実は、大学に入ってからは、あちこちに浮気していて、Queenばかり聴いていたわけではありません。
今回、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、私がどうしてQueenから離れたのか、理由がわかりました。
わたしの大好きなフレディ・マーキュリーが、最も荒れていた時期と合致します。
そういうことだったのね、フレディ。
劣等感の強いいじめられっ子が成功して、挙げ句に転落する姿は、珍しいものではありません。
SNS時代なら、フレディの乱れた生活は、一瞬のうちに世界を駆け巡ったことでしょう。
そんな時代でなくて、本当に良かったと思います。
音楽的には1970年代に完成していたQueenですが、フレディの圧倒的なパフォーマンスに世界中が魅了されました。
映画のなかで、何度もフレディはこう言います。
「私はパフォーマーだ(I'm a perfomer)」と。
録音についてはファンならよく知っていることですが、NHKで何度も再放送された『世紀を刻んだ歌 ボヘミアン・ラプソディ殺人事件』に詳しく語られていたのを観ていましたが、その録音風景を映像化したシーンは、なんだかGreeeenの映画「キセキーあの日のソビトー」を思い出してしまいました。
土日は、満席状態みたいだったので、平日の朝イチにしました。
大好きなQueenに敬意を表してIMAXです。
ちょっと高いですが、納得でした!
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
現時点で、「ボヘミアン・ラプソディ」の興行収入は、音楽伝記映画として歴代2位になったそうです。
すでに米国内の興行成績は『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』を追い越していて、首位の『ストレート・アウタ・コンプトン』とは、わずか3,400万ドル(約38億円)の差となっています。
歴代1位を獲得するのは、時間の問題ではないでしょうか。
「フレディだ」と思った瞬間から涙があふれた
わたしは、リアルタイムでQueenのファンです。中学2年のときには、すでにQueenの音楽を毎日のように聞いていました。
そういう意味では、筋金入りのQueenファンとも言えるのですが、実は、大学に入ってからは、あちこちに浮気していて、Queenばかり聴いていたわけではありません。
今回、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、私がどうしてQueenから離れたのか、理由がわかりました。
わたしの大好きなフレディ・マーキュリーが、最も荒れていた時期と合致します。
そういうことだったのね、フレディ。
劣等感の強いいじめられっ子が成功して、挙げ句に転落する姿は、珍しいものではありません。
SNS時代なら、フレディの乱れた生活は、一瞬のうちに世界を駆け巡ったことでしょう。
そんな時代でなくて、本当に良かったと思います。
音楽的には1970年代に完成していたQueenですが、フレディの圧倒的なパフォーマンスに世界中が魅了されました。
映画のなかで、何度もフレディはこう言います。
「私はパフォーマーだ(I'm a perfomer)」と。
数々のQueen伝説を映像化
伝説のうち、もっとも有名なものが、映画のタイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」の録音と売出しのときのすったもんだです。録音についてはファンならよく知っていることですが、NHKで何度も再放送された『世紀を刻んだ歌 ボヘミアン・ラプソディ殺人事件』に詳しく語られていたのを観ていましたが、その録音風景を映像化したシーンは、なんだかGreeeenの映画「キセキーあの日のソビトー」を思い出してしまいました。
キセキ -あの日のソビト- | ||||
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ちなみに、『世紀を刻んだ歌 ボヘミアン・ラプソディ殺人事件』は、NHKでの再放送は、すくなくともEテレでは無いみたいです。
泣きながら歌うQueenミュージック
映画では、Queenが成功し、フレディの生活が次第に荒れていきます。当時は、ゲイに対する風当たりは強かったうえに、ペルシャ系インド人の移民(イギリス領ザンジバル生まれ)であるフレディは、ときにいじめられ、差別される対象でした。
コンプレックスの裏返しが、派手な衣装であり、言葉となってでてきたのかもしれません。
それにしても、映画を観て、こんなに涙したのは初めてのことかもしれません。
フレディの寂しさ、孤独に荒れ果てた生活は、本当に気の毒に思います。
そして、Queenの曲は、どれも美しくポジティブで、挑戦的です。
その理由が、曲作りにおける、メンバー全員の妥協しない姿勢にあるのでした。
伝説の証 ~ロック・モントリオール1981&ライヴ・エイド1985 [Blu-ray] | ||||
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フレディ以外メンバーは全員理系男子!
理系出身のミュージシャンって、今でも珍しいと思います。Greeeenは、全員が歯医者さんなので、Queenと近いかもしれませんね。
映画を見ていて、フレディのもつ芸術性を花開かせたのは、3人の理系男子がいたからなのだ、と改めて感じました。
ブライアン・メイやロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンが、フレディの提案を面白がって、どうやって実現させようかと頭を捻るというイメージなのです。
アナログ時代に、音を重ねたり、印象に残る映像を作ったりできたのは、「こうすればできるんじゃない?」というアイデアにあふれていたからだと、映画から伝わってきました。
なんだかモノづくりの現場のような感じ、とでもいうのでしょうか。
そんな職人的な姿勢を感じたのです。
そういえば、ブライアンのギターは手作りですからね。
理系男子が支えるフレディの芸術性=Queen
だったのかもしれません。
ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック) | ||||
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フレディの最後を思うとしばらく席を立てず
映画は、ライブ・エイドでのQueenの演奏をクライマックスに終わります。ファンと一緒になって歌うフレディの姿。
かつて観たステージとまったく同じようです。
しかし、その直前に、フレディが家族と再開し、ライブ・エイドに向かっていたなんて・・・。
フレディにとって、実の家族は、劣等感を呼び起こすものでしかなかったのですが、最後は、自分のオリジン(起源)を受け入れます。
そして、自分がゲイであることも。
45歳でHIVで亡くなってしまいましたが、フレディの人生は伝説となり、Queenの音楽は今も生きています。
フレディにとってQueenは家族
映画のなかで、Queenは家族だ、と何度もフレディは言います。家族とは、自分の居場所のこと。
そして、「ボヘミアン・ラプソディ」という映画のタイトルは、Queenの代表曲であるとともに、ボヘミアン(放浪者)とは、自分の居場所を見失ったフレディ・マーキュリーのことなんですね。
Queenのメンバーが出会ったのは、20代のとき。
家族のように笑い、ケンカできる関係を作ることができて、フレディは幸せだったのだと感じました。
しかし、自分を見失って、家族から1人離れてしまう時期があったからこそ、フレディはその幸せを信じることができたのだと思います。
あまりに感動してしまって、映画が終わったあと、泣きながら席を立ちました。
私のほかにも、泣きながら席を立つ人が多くて、「ボヘミアン・ラプソディ」はロングランするな、と感じました。
明日も観に行きます。
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BECK
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