『ブラインドスポット シーズン1』観ました。
2015年のドラマシリーズのようです。
シーズン1は、1話43分ほどで、全23話あります。
一気に観ることができないので、何日かかかりました。
ちょっと長いので、ちゃちゃっと観ることができませんが、謎解きが好きな人にはおすすめです。
全身入れ墨の女がタイムズスクエアでボストンバッグから登場
『ブラインドスポット シーズン1』は、第1話の冒頭を観ただけで、引き込まれる要素が盛り沢山です。
場所はニューヨークのタイムズスクエア。
おおきなボストンバッグには「FBIを呼べ」とかかれたタグ。
人々が息をのんで見守る中、全身入れ墨の女が裸体でバッグの中から出てきます。
ここまででもすごいのですが、全身入れ墨の女(ジェーン・ドゥ)は記憶がまったくないのに、武術は達人級、ヘリも飛行機も操縦できて、多国語をマスターしているというのです。
入れ墨は犯罪を示す暗号
そして、入れ墨には、犯罪予告ともとれる暗号が隠されています。
謎解き要素が強いのは、この入れ墨暗号が物語をひっぱっていく役割になっているから。
時間の関係上なのか、謎解き部分はかなり大胆に割愛されています。
謎が少しずつ解かれていくなか、ジェーンはFBIのお手伝い要員として、現場で大活躍していきます。
幼馴染なのか、それとも・・・?
ジェーンを、5歳で失踪した幼馴染のテイラーだと主張するカート(もうひとりの主人公、FBI特別捜査官)。
DNAでは完全に一致したものの、サハラ以南(だったと思う)で育った人間に特有の成分が検出され、ジェーン≒テイラーという状態なのですが、物語が進むうちにジェーン=テイラーと、観ているものにも認識されていきます。
ところが、死に際してカートの父(失踪当時に疑われていた)が、テイラーを殺したことを告白。
朦朧としている死に際の父の言葉だと思うものの、はっきりさせたいカートによって、テイラーが殺されていたことが最後の最後に判明します。
ジェーンはいったい誰?
というところで、シーズン1は終わります。
全編にただよう「国家には隠し事がある」
エピソードのあちこちに、国家が秘密裏に行っている、ダークでグレーなことが散りばめられています。
「国家には隠し事がある」というのが前提になっていて、FBI特別捜査官ひとりひとりにも秘密が当然ある、という物語なので、隠しておきたいことを隠すために悪事を働くことになる登場人物も。
しかし、それさえも入れ墨が暴いてしまうという仕掛けになっています。
入れ墨をいれてジェーンを送り込んだのは正義の使者なのか、それとも国家をゆるがすテロリストなのか?
このあたりの線引が難しいところで、シーズン1は終わるので、これからシーズン2を観ないと、ですね。
犯罪者は全員殺されます
このドラマを観ていて感じるのは、日本だったら、犯罪者であっても極力生かすようにドラマが構成されていますが、さすがアメリカのドラマは違います。
どんな事情がある人間でも、銃をもって人に向けていたら、間違いなく撃たれて死亡です。
日本のドラマだと、腕とか足とか狙うのでしょうが、『ブラインドスポット』では、一番当てやすい胴体、心臓を狙って撃っちゃいます。
清々しいくらいに、犯罪に加担している人々は殺されてしまいます。
加えて、家族関係の問題とか、恋愛の要素も含まれていて、それらが多角的に関連して、人々が正直な言葉を失っていくというのも、物語を複雑にしていきます。
シーズン5まであるので先が長いのですが、頑張ってコンプリートしたいと思います。
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