先日、源麹研究所の山元 正博 先生に取材する機会がありました。
日経産業新聞「風向計」にご登場いただくため、お忙しい中、お時間を作っていただきました。
取材のテーマは、麹菌でつくられた麹リキッドを豚に飲ませると、成長も早くて良い肉質の豚になります、という養豚のお話です。
こちらは、掲載したコラムをご覧いただけますので、こちらをご覧ください。
日経産業新聞「風向計」
そのときに、いろいろとお話をうかがったのですが、もっとも印象に残っているのが、花粉症の話でした。
花粉症の人は乳酸菌・ビフィズス菌が少ない!
花粉症の人には厳しい季節の到来です。うがいに手洗い、マスクにメガネ、そして薬。
花粉を浴びないように注意深く生活することも欠かせません。
しかし、もっとも重要なことが食生活の改善だって、ご存じですか?
花粉症の人は、健康な人に比べて乳酸菌やビフィズス菌が少ないという研究結果があります。
そのため、乳酸菌の豊富なヨーグルトや味噌、醤油、酒粕などを積極的に摂取し、ポリフェノール豊富なワインや緑茶・大豆製品も必要です。
緑黄色野菜も、乳酸菌の活動を助ける食物繊維が多いため、効果的だとされています。
なかでも、日本の発酵食品には麹菌のおかげで、オリゴ糖や食物繊維が豊富であるため、花粉症に効果が見られるのだそうです。
自分のために作った「源一郎さんの生マッコリ」
山元先生は、実は花粉症。
麹菌を長年研究してきて、腸内環境を改善する効果はわかっていたため、毎日飲んで健康になれる「源一郎さんの生マッコリ」を作りました。
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なんと山元先生は、この「源一郎さんの生マッコリ」を飲むことで、花粉症の症状は緩和され、最近では全く症状が出なくなったというのです。
「自分の花粉症をなおしたかった」
という動機から作られたので、その効果は実証済みです。
腸内には免疫細胞の6割が!
人間の体には、毎日3000個以上のガン細胞ができるそうです。そのガン細胞を毎日せっせと撃退してくれるのが免疫細胞です。
この免疫細胞が、腸に集中していることをご存じですか。
しかも、腸に入ってきたものを認識して、それが有害かどうかを判別して、さらに有害だったら攻撃するということを、腸がやってくれているのです。
腸内環境を改善すると、
- ガンの予防
- アレルギーの軽減(花粉症もココ!)
- 感染症予防
- アンチエイジング
- ビタミンの生成
- 美肌になる♡
という効果があることが、近年の研究からわかってきたのです。
酸性プロテアーゼが多い☆茶麹
酵素は、食品を分解して吸収されやすくする物質です。
アミラーゼは、でんぷんを当に分解し、プロテアーゼはたんぱく質を分解してアミノ酸に変えます。
山元先生が、河内菌という麹菌から開発したサプリメント「茶麹」には、このプロテアーゼが大量に含まれています。
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それも酸性プロテアーゼというもので、酸性の環境で最も効果を発揮する酵素。
強酸性の胃の中で、もっとも効果を発揮するのが酸性プロテアーゼなのです。
そもそも酸性プロテアーゼは、清酒醸造において重要な役割を果たしています。
原料である米の中のたんぱく質を分解してペプチドを生成するとともに、米たんぱく質に吸着しているα-アミラーゼを脱着させることにより米の溶解を促進するというものなのです。