Prime Videoで、台湾BLドラマ『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』を観ました。
1話30分、season1が大学生編の『永遠の1位』、season2が5年後の『2位の反撃』で、各6話で構成されています。
BLドラマを観ていると、昭和の少女コミックで描かれる、王道のラブコメの香りがプンプンします。
男女では古臭く感じられるエピソードも、ボーイズラブになると、設定そのものが変化球なので、ド直球の設定が変化球に感じられるというか・・・。
主要キャストは男だけ
BLなので、当然といえば当然なのですが、主要キャストは男性俳優のみ。
season1で登場した、幼馴染で初恋の相手が、唯一の女子といっても過言ではありません。
BLって、こんなに女子に厳しいんだ、と感じるくらいに出番がありません。
おまけに、それぞれカップル状態という、この世にはBLしかないのか?と疑問に思うくらいです。
日台ダブルのYU(楊宇騰)が良い
ドラマの主人公のひとりを演じているのが、YU(楊宇騰)です。
高校生まで日本で育ったので、ドラマ上の設定と同じであり、そして時折出てくる日本語にも違和感がありません。
顔つきも、日本人好みというか・・・。
第一印象は、千葉雄大さんと、Sexy Zoneの佐藤勝利さんを足して2で割ったような、です。
アミューズと契約しているようなので、ドラマではまると、日本でもブレイクすると思います。
それくらい、このドラマでのYU(楊宇騰)が良かったのです。
日本語が意外と普及している台湾・香港
10年以上も前ですが、香港でも仕事をしていたころ、香港人や台湾人の若者の間で、「~の~」の「の」が使われている、という話を聞いたことがあります。
仕事の仕方、とか、料理の方法、の「の」です。
実際、「の」が「の」として使われているのですが、『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』のseason1の第1話に、この「の」が登場しています。
どこに登場しているのかは、ドラマを観ていただきたいので、ここには書きません。
日本語を学ぶ学生も多く、日本語をちょいちょい挟んで会話するのがカッコ良いらしいです。
このドラマの設定では、日本人の父と、日台の息子という設定なので、随所に日本語が出てきますが、この設定は、日本語ちょっとかっこいい、という人たちに向けたアピールなのかもしれません。
しかし、ドラマはわざわざseason2までつくる必要があったのか、疑問を感じる点も多く、冗長です。
映像はきれいで、お金がかかっている印象なので、それだけでたのしいのですが・・・。
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