2019年のドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』を観ました。
全10話で、各話46分ですが、初回のみ57分の拡大版です。
『ガリレオ』?
坂口健太郎さん演じる弁護士は、もともと工学部に在学していたのですが、ある事件がきっかけで法学部に入り直しているという設定です。
だからなのか、藤木直人さん演じる理工学部准教授が登場して、科学的に謎解きする、という展開になっています。
とくに初回は、デジャヴュ?と思うくらいに『ガリレオ』してます。
科学的に検証する、といえば聞こえは良いのですが、『ガリレオ』ほどのひねりもなく、毎回の実験には、ドラマ制作上もお金がかかるし、もしかすると批判も多かったのか、後半には藤木直人准教授は、ややなりを潜めています。
人気俳優の登場が楽しい!
坂口健太郎さんは、いつもの坂口健太郎さんで悪くないのですが、若手俳優が出演していて、楽しめます。
山田裕貴さんや清水尋也さん、赤楚衛二さんなどが出演しているのです。
なかでも注目したいのは、赤楚衛二さんです。
お坊ちゃんパラリーガル役なのですが、初回は一言しかセリフがなかったのに、徐々に出演場面が増え、セリフも増加、最終話に近づくに連れ、登場時間も長くなっています。
赤楚衛二さんにとっては、仮面ライダーシリーズのあとに出演したドラマのようです。
明るいお坊ちゃん役が、なんだかとっても似合っています。
山田裕貴さんや清水尋也さんは、のちに『東京リベンジャーズ』で共演していますが、坂口健太郎さんと赤楚衛二さんは『ヒル』、赤楚衛二さんと鈴之介さんは『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』で共演しています。
ベテランでは、山本耕史さんでしょうか。
山本耕史さんは、ほんとに話題作には登場しています。
たまに見直したくなるかも・・・
リーガルドラマは、視聴者にとって参考になる情報が多いのですが、冤罪事件専門弁護士という設定なので、ごく普通に生活していたら、こういう事件には巻き込まれていないかも・・・、と感じるドラマです。
とはいえ、昨今は、いつ何がおこるかわかりませんから、たまに見直しておくのも良いのかも。
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