以前も書きましたが、甥っ子は釣りと山歩きを趣味にしています。
今回は釣りのほう。
常磐もののヒラメをアクアパッツァ、イシナギとワラサは刺し身でいただきました。
以下、食レポをまじえて、記録として紹介しておきます。
ヒラメのアクアパッツァ
常磐もののヒラメなので、本来なら刺し身、または煮るか焼くか、揚げるかといったところでしょう。
しかし、何度もヒラメをさばいているので、刺し身用にさばくと時間がかかることを知っています。
煮たり焼いたり、揚げたりも悪くないのですが、これもひと手間、手がかかります。
で、ひらめいたのがアクアパッツァ。
表面のぬめりや汚れをとり、ウロコを処理すれば、あとは材料と一緒にオーブンに入れれば、20分ほどでできあがります。
フライパンには入らないので、オーブンの天板を鍋にしてみました。
生のアサリが手に入らなかったので、冷凍のアサリむき身をヒラメ本体の下にばらばらと敷いて、そのうえにヒラメを鎮座させます。
そして、これまた冷凍のムール貝をヒラメの周りに敷き詰めます。
このとき、凍ったムール貝の汁も投入。
黒オリーブ、ミニトマトを適当に配置し、潰したニンニクも適当におきます。
白ワインがなかったので日本酒を1カップほどまわしかけ、最後にオリーブオイルをヒラメ全体にかけて、塩を少々ふります。
塩分は貝類や黒オリーブから出るので、塩は少なめで。
200度のオーブンで20分にしましたが、18分くらいで出しました。
すると、ヒラメの身がふわふわのアクアパッツァができあがります。
前夜ゆがいておいたブロッコリーを飾りに、貝類とヒラメから出たスープにつけてテーブルにセット。
身をとりわけて、スープをかけて召し上がれ。
簡単で、超がつくほどおいしいヒラメ料理となりました。
イシナギの刺し身
イシナギは、肝臓に大量のビタミンAが含まれており、これを食べると急性のビタミンA過剰症(食中毒)をおこすおそれがあるという魚です。
普段は400メートル以上の深さに生息しているのですが、甥っ子いわく、なぜか40メートルくらいで釣れたらしいです。
さばくとわかりますが、頭部がでかく、内臓も多く、深海魚的な様子をしています。
全体に黒っぽく、美しくないのですが、皮をはぐと鯛のような白身があらわれます。
食べておいしいイシナギでした。
ワラサの刺し身
最後はワラサです。
大きく成長するとブリになりますが、その手前の段階でした。
大型魚なので、さばくのに手間取りましたが、いつもどおりに3枚におろして皮をはぎます。
4本のサクにしたいのですが、今回失敗して、腹側の身を崩してしまったので、そちらはザクザクと切って、ワサビ醤油で漬けにしました。
どちらもおいしくいただきました。
ハラミの部分は、かるく塩をふって焼きました。
見た目はともかく、美味しいです。
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