1月から2月にかけては、観たいな、と思う映画が多く、とてもうれしいです。
『シルクロード.com』も観たかったのですが、実話をもとにしているので、動画配信サービスに並んだときに観ればいいか、と思ってパスしました。
『決戦は日曜日』
投資金額:1200円
窪田正孝さんが秘書、宮沢りえさんが世間知らずな世襲候補役を演じている映画です。
当選するまでのドタバタコメディの部類に入るのだと思われますが、いわゆる当選して終わり、という映画ではありません。
まず、世襲候補は途中から、落選するためにいろいろと工作しますが、結局は組織票で安泰のトップ当選をしてしまいます。
そして、ラストは、当選したからには議員として古い体制を見直し、自分の信じる道を歩くと決意します。
選挙モノではあるのですが、ギラギラしているというよりも、淡々と選挙を進める慣習にどっぷりとつかった秘書たちが印象的です。
世襲候補が、「おかしい、変だ」とわめいたところで、何も変わらない政治を描いた作品です。
もっと身近な例としては、ブラック企業に就職した、新入社員と先輩社員の違いといっても良いと思いました。
『コンフィデンスマンJP 英雄編』
投資金額:1500円
『コンフィデンスマンJP』シリーズ最新作で、ロマンス編、プリンス編に続く3作目。
お金の話が好きな人には、本当におすすめです。
今回は、自称「ツチノコ」を退治するというストーリー。
ちょい役で、大物俳優が登場するという、かなり豪華なキャスティングです。
ただ、『コンフィデンスマンJP』ファンには、最初の30分くらいで、大まかなネタがバレてしまうかも。
少なくとも、わたしはわかってしまいました。
ネタバレしてもおもしろい作品かと問われると、前作を超えるほどではないな、と感じます。
前作といえば、ジェシー役の三浦春馬さん、スタア役の竹内結子さんがお名前だけ登場しています。
そして、赤星役の江口洋介さんが今回は騙す方にまわったりして、大盤振る舞いな作品となっています。
『ハウス・オブ・グッチ』
投資金額:1200円
グッチ家の3代目社長が殺されるという、実話に基づいた物語。
映画は、グッチ家の内情についてあまり触れておらず、玉の輿にのったパトリツィアが夫・マウリツィオを殺すに至った経緯が描かれています。
原作となった『ハウス・オブ・グッチ』のほうが、はるかにエキサイティングで、物語としてもおもしろいです。
ただし、企業経営とかM&Aとかに興味がないと、原作の『ハウス・オブ・グッチ』はつまらないかもしれません。
意外だったのは、この映画を見に来ている人が多かったこと。
『コンフィデンスマンJP 英雄編』の初日並みの入りでした。
グッチを愛する日本人だから、かもしれませんが。
『真夜中乙女戦争』
投資金額:1500円
Fさんの『真夜中乙女戦争』を原作とする映画。
いわゆるディストピアものであり、不条理な作品だと思います。
おそらく、好き嫌いが分かれる映画であり、作品だと思いますが、わたしは好きです。
コメント
コメントを投稿