京成百貨店さまと常磐大学の販促イベント無事終了!

毎年1月は、常磐大学の販促イベントに始まり、テストと成績をつけることに終わります。

今年で10回目となる、京成百貨店さまと常磐大学経営学科3年生による、コラボイベントは、1月11日、12日に京成百貨店において開催し、1月25日には、京成百貨店の経営陣の皆様に対して最終報告を行いました。

京成百貨店さまと常磐大学の販促イベント無事終了!
最終報告会準備中





例年の恒例イベントとして定着?

最初に書いたとおり、京成百貨店さまを舞台に、学生が販促イベントを企画し、正月明けに実施するようになって10年目となります。



そのためか、今年イベントに参加していただいたお客様の中には、
「昨年、新聞でみたので、今年もやっているかと思って・・・」
という方がいらっしゃいました。

10年もやっていると、地域の恒例イベントとして認識いただけるようになるのだな、という新しい発見がありました。

京成百貨店さまと常磐大学の販促イベント無事終了!

京成百貨店さまと常磐大学の販促イベント無事終了!

実際に、3年くらい前から、「去年もイベントに参加した」というお客様がチラホラいらっしゃって、「中学生のときに参加して、楽しかった記憶がある」というお客様も。

そして、販促イベントを企画する大学生のなかにも、「イベントに参加したことがある」という学生がいたりします。

京成百貨店さまと常磐大学の販促イベント無事終了!


ひとつのことを続けることによって、さざなみのように、その結果が届くことに、指導している立場として、うれしく思っています。

なぜって、継続していることによる変化は、1年しかやらない学生には、絶対にわからないからです。

これが指導者の醍醐味なのかも?

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2日間で50万円の予算を達成!

今年度の売上予算は、2日間で50万円です。

販促対象の商品が、平均単価1万円前後と高額だったためです。





おかげさまで、財布の販促イベント「トレビの泉」のほうは、50万円を突破!

睡眠向上委員会のほうは、一歩及ばずでしたが、40万円を超えました。

この売上には、京成百貨店のご担当の方も、正直なところ驚いておられました。



指導する者として、つねに、ちょっと高めのハードルを設定します。

高すぎてもダメですが、軽々と超えられるようなハードルは、むしろ学生をダメにすると考えるためです。

京成百貨店さまと常磐大学の販促イベント無事終了!

社会人、そして企業であれば当たり前のことが、できるかどうか、が予算達成のポイントのように思います。

たとえば、リアルタイムの情報共有、売上金額を1時間毎に把握するなど、イベント前の授業で伝えていても、初日に実施しているグループはありません。

1日目の反省会で、初日の予算未達の状況に陥ってはじめて、情報共有がいかに大切なことか、そして予算達成度合いに応じた人員配置が臨機応変にできるかどうか、が売上を左右することに、学生たちは気づくのです。

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卒業生が売上に貢献してくれます

この販促イベントが必修科目になって10年目ですが、この授業を経験した学生は250人前後。

そんな卒業生が、毎年必ず、イベントを見に来てくれます。

先輩として淡々と観察する卒業生もいれば、先輩風を吹かせる卒業生もいますが、みなさん、かならず売上に貢献してくださいます。

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同じ経験、そして同じ苦しみを体験した者同士でしかわからない連帯感のようなものがあるのかもしれません。

そして、そんな卒業生たちと、ランチを食べたり、夜は飲みに行ったりするのも、指導者の醍醐味です。

今の仕事の状況や、結婚・出産といった報告まで、ざっくばらんに話をして、卒業生の成長ぶりを目にする機会に恵まれ、本当に幸せ者だな、と感じる瞬間です。


しかし課題も・・・

販促イベントの予算を達成する一方、京成百貨店さまへの最終報告会では、人件費について指摘されることも。

販管費に人件費を入れた結果を残すためには、予算60万円まであげなければなりません。

なにしろ、15,6人でグループを形成するので、2日間の人件費に換算すると、安く見積もっても、23万円くらいかかることになります。

となると・・・・?

ということで、来年度は60万円を予算にするかもです。


高額商品を売るためのプランB

今年度、はじめて学生に示したのは、プランBを事前に用意しておくこと、という課題です。

これまでは、客単価3000円程度のものを対象としていたので、前日の修正・対応でも予算を達成することが可能でした。

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しかし、客単価が10000円前後となると、小手先の修正くらいでは間に合わないうえに、効果がない可能性が大。

そこで、年末最後の授業で、
「今、やろうとしているイベントプランが販促に効果がなかったときのための、プランBを考えておいてください」
と伝えました。

最初から、プランAとプランBを考えろ、と指導すると、学生たちは混乱します。

自分たちのプランがしっかりと固まった段階になって、はじめてプランBを考えることができるので、最後の最後に伝えたのです。

京成百貨店さまと常磐大学の販促イベント無事終了!

言い換えれば、年末まで、学生たちの販促プランはブレブレだったということになりますね。

来年度は、予算未達がないように取り組みたいです。



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