今日は、女子校時代の仲良し3人で、神楽坂ランチしました。
ランチをどこにするかで頭をひねりましたが、一休レストランが使いやすいので、検索して決めたのが、「神楽坂 かねいち」です。
神楽坂らしい通りにあるビルの2階の、おさかな中心の和食レストランです。
一休限定のランチ会席で、全7品。
スパークリングワイン付きでした。
お料理はとっても美味しかったのですが、11:30の予約なのに、10分前でもミーティングしていて、これはどうかと思いましたが、おおむね満足でした。
久しぶりに合う友人との会話は多岐にわたりましたが、健康、親、そして子どものこと。
ああ、そういう年齢なんだな、と改めて感じました。
もともとは都内で生活する予定だったそうなのですが、実家を解体するにもお金がかかるので、リフォームして住む決心をしたのだとか。
彼女の引っ越しがきっかけで、今回のランチとなったわけです。
しかも、彼女の義理のご両親がお亡くなりになったときは、どちらもたまたまお一人だったため、不審死扱いとなり、警察にご遺体が運ばれて、ちょっと面倒なことになったのだとか。
誰もいない家で亡くなってしまうと、病院で医師に看取られてなくなるのとは、わけが違うようです。
わたしも両親の世話をしたいために、月の半分は実家に戻っているような状況なので、わからないではないな~、次は我が身かも、と感じてしまいました。
とくに認知症を患っていると、警察沙汰になることが少なくないらしいようです。
もうひとりの友人のほうでも、認知症を患った弟さんのお嫁さんのお母様が、夜中に警察に電話して
「血だらけの女性を見た」
と話したそうです。
当然ですが、警察が家にやってきました。
しかし、そのお母様は、以前にも警察を翻弄する電話をしていたことが記録に残っていたために、警察は玄関先で帰ってもらえたそうです。
もし、その記録がなければ、夜中に家宅捜索を受けることになったのでしょう。
親のことで、生活設計が変わってしまう、という話です。
「温泉宿で『孫の手』買う人って本当にいるんだね」
とご主人に言われたそうです。
幸いなことに、四十肩も五十肩も縁がない私の認識は、腕が上がらなくなる病気くらいの知識でした。
ところが、五十肩持ちの2人の話を総合すると、
腕が上がらない
圧迫すると痛い
寝ている角度によっては布団すら痛い
ドアをバタンと締めたりすると首から肘あたりまでピキーンと痛みが走る
という症状があるようです。
運動不足とか腰痛が、五十肩の原因のひとつと言われているようですが、原因は、よくわからないのだとか。
リハビリを繰り返すことで、徐々に腕が上がるようにするしかないみたいです。
電車のなかでは、つり革まで腕が上がらないので、手すりにつかまるしかないらしく、混んだ電車のなかで、変な格好で手すりにつかまっている人がいたら、五十肩の人らしいです。
「うちの娘に愛知県の県庁所在地を聞いたら、真顔で『札幌?』って答えたんだよ」
と言っておりました。
わたしはすかさず、
「そういう学生が増えてるよ、むしろ普通」
とフォローしたつもりで言ったのですが、
「じゃあ、地図が頭に入ってないの?」
と世間一般の話に膨らんでいきました。
いちおう進学校だったので、わたしたちの頭の中には、日本地図と世界地図がだいたい頭に入っています。
そのつもりでお嬢さんに質問したら、お嬢さんからは正解が返ってこなかったというわけです。
教育問題は、いつの時代でも根の深い問題です。
学力が知識なのか、応用力があることが頭の良さなのかは、議論の分かれるところです。
そのとき甥御さんは、「文章が長くて読めない」といったそうです。
文章がびっちりと書いてあったわけではなく、箇条書きに書いていたらしいのですが。
友人は、こりゃダメだ、と思ったそうですが、その甥御さんは、数学のテストだけで東工大に入学し、修士課程を修了し、現在は一流メーカーの研究所で働いているそうです。
日本語能力の低下は、【新井 紀子】「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」にも、データ付きで紹介されていますが、読解力の無さから、テストに回答できない学生が増えていることも確かなのです。
昨年度の秋セメのテストでのことです。
流通産業論のテストで、問1には企業独自の戦略、問2では国家間の戦略(FTAとか)を説明するという問題を出したところ、問1と問2を混同して、問1に国家戦略、問2に企業戦略を書いていた学生が複数いました。
回答としては点数をあげられるのですが、問に正しく答えていないため、当然のことですが得点はなしにしました。
後日、当該学生から成績に異議申し立てがありましたが、上記のように説明して納得してもらいました。
なにしろ、問に答えていないので、点数をあげられません。
このようなことが、現実に大学で起こっています。
そんな話で、最後は盛り上がりました。
なかなかいないんですよね、同年代になると。
こんなに良い友人と、あと何回会って、こうやって楽しくおしゃべりができるんだろう、とふと考えてしまいます。
だって、「この前会った」のが10年以上は前なんですよ。
今日のランチ会は、わたしにとって貴重な時間となりました。
なので、備忘録代わりにブログに書いて残しておきます。
ランチをどこにするかで頭をひねりましたが、一休レストランが使いやすいので、検索して決めたのが、「神楽坂 かねいち」です。
神楽坂 かねいち |
神楽坂らしい通りにあるビルの2階の、おさかな中心の和食レストランです。
一休限定のランチ会席で、全7品。
スパークリングワイン付きでした。
お料理はとっても美味しかったのですが、11:30の予約なのに、10分前でもミーティングしていて、これはどうかと思いましたが、おおむね満足でした。
久しぶりに合う友人との会話は多岐にわたりましたが、健康、親、そして子どものこと。
ああ、そういう年齢なんだな、と改めて感じました。
義理の両親が亡くなり千葉県へ
都内でご夫婦で暮らす友人は、ご主人のお父様が亡くなり、翌年にはお母様が亡くなられ、千葉県のご主人のご実家に移ることになったのだとか。もともとは都内で生活する予定だったそうなのですが、実家を解体するにもお金がかかるので、リフォームして住む決心をしたのだとか。
彼女の引っ越しがきっかけで、今回のランチとなったわけです。
しかも、彼女の義理のご両親がお亡くなりになったときは、どちらもたまたまお一人だったため、不審死扱いとなり、警察にご遺体が運ばれて、ちょっと面倒なことになったのだとか。
誰もいない家で亡くなってしまうと、病院で医師に看取られてなくなるのとは、わけが違うようです。
わたしも両親の世話をしたいために、月の半分は実家に戻っているような状況なので、わからないではないな~、次は我が身かも、と感じてしまいました。
とくに認知症を患っていると、警察沙汰になることが少なくないらしいようです。
もうひとりの友人のほうでも、認知症を患った弟さんのお嫁さんのお母様が、夜中に警察に電話して
「血だらけの女性を見た」
と話したそうです。
当然ですが、警察が家にやってきました。
しかし、そのお母様は、以前にも警察を翻弄する電話をしていたことが記録に残っていたために、警察は玄関先で帰ってもらえたそうです。
もし、その記録がなければ、夜中に家宅捜索を受けることになったのでしょう。
親のことで、生活設計が変わってしまう、という話です。
五十肩で腕が上がらない
顔を見るなり、健康の話、というのは、珍しくありませんが、わたし以外の二人は、どちらも五十肩。「温泉宿で『孫の手』買う人って本当にいるんだね」
とご主人に言われたそうです。
幸いなことに、四十肩も五十肩も縁がない私の認識は、腕が上がらなくなる病気くらいの知識でした。
ところが、五十肩持ちの2人の話を総合すると、
腕が上がらない
圧迫すると痛い
寝ている角度によっては布団すら痛い
ドアをバタンと締めたりすると首から肘あたりまでピキーンと痛みが走る
という症状があるようです。
運動不足とか腰痛が、五十肩の原因のひとつと言われているようですが、原因は、よくわからないのだとか。
リハビリを繰り返すことで、徐々に腕が上がるようにするしかないみたいです。
電車のなかでは、つり革まで腕が上がらないので、手すりにつかまるしかないらしく、混んだ電車のなかで、変な格好で手すりにつかまっている人がいたら、五十肩の人らしいです。
基礎学力のない子ども
離婚して、お嬢さんふたりと同居している友人は、「うちの娘に愛知県の県庁所在地を聞いたら、真顔で『札幌?』って答えたんだよ」
と言っておりました。
わたしはすかさず、
「そういう学生が増えてるよ、むしろ普通」
とフォローしたつもりで言ったのですが、
「じゃあ、地図が頭に入ってないの?」
と世間一般の話に膨らんでいきました。
いちおう進学校だったので、わたしたちの頭の中には、日本地図と世界地図がだいたい頭に入っています。
そのつもりでお嬢さんに質問したら、お嬢さんからは正解が返ってこなかったというわけです。
教育問題は、いつの時代でも根の深い問題です。
学力が知識なのか、応用力があることが頭の良さなのかは、議論の分かれるところです。
赤城神社のカフェでいただいた お神酒ジェラート |
A4で1枚の説明書きも長くて読めない
年内に千葉県に移住する友人は、かつて甥御さんに対して、読書感想文の書き方をA4で1枚にまとめてFAXしたそうです。そのとき甥御さんは、「文章が長くて読めない」といったそうです。
文章がびっちりと書いてあったわけではなく、箇条書きに書いていたらしいのですが。
友人は、こりゃダメだ、と思ったそうですが、その甥御さんは、数学のテストだけで東工大に入学し、修士課程を修了し、現在は一流メーカーの研究所で働いているそうです。
日本語能力の低下は、【新井 紀子】「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」にも、データ付きで紹介されていますが、読解力の無さから、テストに回答できない学生が増えていることも確かなのです。
昨年度の秋セメのテストでのことです。
流通産業論のテストで、問1には企業独自の戦略、問2では国家間の戦略(FTAとか)を説明するという問題を出したところ、問1と問2を混同して、問1に国家戦略、問2に企業戦略を書いていた学生が複数いました。
回答としては点数をあげられるのですが、問に正しく答えていないため、当然のことですが得点はなしにしました。
後日、当該学生から成績に異議申し立てがありましたが、上記のように説明して納得してもらいました。
なにしろ、問に答えていないので、点数をあげられません。
このようなことが、現実に大学で起こっています。
そんな話で、最後は盛り上がりました。
ポジティブな気分になれる友人と会える幸せ
ほんとうに久しぶりに3人で会いましたが、昔話だけに浸るわけではなく、将来について愚痴るわけでもない、ポジティブで脳みそのストレッチになるような会話ができる友人と会える幸せを、改めて感じました。なかなかいないんですよね、同年代になると。
こんなに良い友人と、あと何回会って、こうやって楽しくおしゃべりができるんだろう、とふと考えてしまいます。
だって、「この前会った」のが10年以上は前なんですよ。
今日のランチ会は、わたしにとって貴重な時間となりました。
なので、備忘録代わりにブログに書いて残しておきます。
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