わたしは水戸の常磐大学に非常勤講師として通っております。
昨日、10月23日は台風の影響で、常磐線の特急は午前中は運休でした。
毎週、水戸に通っていますので、わたしはJRの「えきねっと」を利用して、座席予約を行っています。
「えきねっと」は、新幹線や在来線特急の事前予約が携帯電話からできるというもので、ながらく利用しており、大変重宝しています。
しかし、まったくトラブルがないわけではありません。
「えきねっとトクだ値」は便利だけど、落とし穴も
運賃が1割安くなるけど・・・「えきねっと」では、在来線特急でも前日までの予約であれば、「えきねっとトクだ値」という運賃割引サービスがあります。
セメスターあたり、最低でも15回往復するので、特急料金が安くなるこのサービスは、大変ありがたいものです。
しかし、「えきねっとトクだ値」で購入した場合、指定した号車にしか乗れません。
特急券と指定席券とは、本来の料金体系では別であると思うのですが、乗り遅れると乗車券としてしか使えません。
したがって、乗り遅れた場合には、特急料金(常磐線は現在は全席指定です)を追加で支払わなければなりません。
全席指定になる前のことですが、わたしも乗り遅れたことがあり、新幹線と同じだろうと思って自由席に座っていたところ、「特急料金を支払え」と言われたことがあります。
「なんでさー」と思いましたが、つっけんどんな車掌さんに、特急料金を泣く泣く支払いました。
運賃が1割安くなっても、こんなことがあったんじゃ意味ないじゃんヽ(`Д´)ノプンプン
と思って、その後はしばらく利用しておりませんでした。
全車指定席になった常磐線特急
ところが、品川乗り入れを機に全車指定席になったので、「えきねっと」の利用を再開。当然ですが「えきねっとトクだ値」で購入しています。
そこに、昨日の大型台風です。
常磐線は雨風に弱いので、運休の可能性はありましたが、台風が予想通りのコースで上陸しないことも考えて、日曜日に「えきねっとトクだ値」でチケットを購入しました。
そして昨日の朝、品川駅で駅員さんに確認したところ、常磐線特急は、午前中は運休確定と聞き、乗車する予定だった水戸行きの予約を払い戻したのでした。
払い戻しがエラーに!
午後からは授業がありましたので、常磐線の快速に乗り換えて水戸を目指しました。わたしは、自然災害で交通網が混乱しているときは、Twitterで運行状況を確認するようにしています。
なぜなら、駅員さんは動き回っていて、確実な情報を持っていない場合があるためです。
無事水戸について、大学でお仕事をして、水戸駅で「えきねっとトクだ値」で予約した帰りのチケットを購入するときでした。
なぜか、朝乗るはずだった号車名と、帰りに乗る号車名が一緒に表示されています。
「えきねっと」で予約すると、発券のときに予約情報が掲示されますが、払い戻し分は表示されたことがありません。
発券を終えて、
「もしかして、払い戻しができていないのかも?」
と心配になったわたしは、携帯電話(ガラケーです)で「えきねっと」にログインして、履歴を確認してみました。
「不明のエラー!!!!」
払い戻しが完了していないではないですか!
あわてて、スマホのほうで「えきねっと」のサポートセンターに電話しますが、台風一過の大変な状況では、電話がつながるはずもありません。
そして、
「明日の朝、電話しよう」
と心に決めて、水戸から帰ってきたのでした。
運休した場合、払い戻し手数料を無料にするためだった
あさイチで「えきねっと」サポートセンターに電話しました。わかったことは、運休列車を予約した顧客が払い戻した場合、払い戻し手数料が発生しないようなシステムになっているということです。
昨日の夕方の時点では、一時的にエラー状態となって表示されていましたが、たしかに今朝には払い戻しが完了していました。
ログインして確認済みです。
自然災害とはいえ、運休になった列車の予約客に対する配慮として、手数料が発生しないようにする仕様なのだそうです。
発券のときに、いつもと表示が違う~!
と、あせって電話する人がどのくらい存在するのかはわかりませんが、「えきねっと」で予約した運休列車の払い戻しには、手数料がかからないということがわかりました。
そして、
払い戻しをしなくても、運休列車の場合は運賃が決済されないのだろうか?
という新たな疑問が湧いてきました。
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