「禁断の魔術」読了。
ガリレオシリーズの最新作にあたるのかしら?
まだ映像化されていないと思います。
ガリレオシリーズは、科学を悪用する人々に対して、ガリレオこと湯川学が、科学的に解析して謎を解明する、というミステリーですが、湯川学の人間的な面もストーリーに深みを与えています。
湯川学の人間性、苦悩などが、ストーリーに大きく影響を与えるようになったのは、「容疑者Xの献身」あたりからでしょうか。
本作も、湯川自身が深くかかわった人物による犯罪を描いています。
禁断の魔術 (文春文庫) | ||||
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が、そのあたりは、水戸黄門よろしく、本書の冒頭でわかっちゃいます。
読者にとっての謎は、いったいどんな装置なのか、という点に集中するため、それが知りたくて後半は読み進めるという感じでしょうか。
映画にはなりませんが、ドラマとしてはなんとか1時間持たせられるでしょう。
禁断の魔術 (文春文庫) | ||||
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容疑者Xの献身 (文春文庫) | ||||
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白夜行 (集英社文庫) | ||||
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