【高里 椎奈】 「うちの執事が言うことには」




うちの執事が言うことには」読了。

著者は茨城県出身だったんですね~。
どうりで水戸駅の川俣書店で見かけたわけです。



うちの執事が言うことには (角川文庫)

高里 椎奈 KADOKAWA/角川書店 2014-03-25
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執事が主人をさておいて大活躍する、「謎解きはディナーの後で」的なストーリーとか「黒執事」とかをイメージしておりましたが、ちと様相が異なります。


突然の父の引退で、18歳で当主となった烏丸花頴(からすまかえい)と、若き当主の執事に任じられた22歳の衣更月蒼馬(きさらぎそうま)の、互いに成長してく物語だと読みました。

ちなみに、執事ものとかライトノベルとか、どうして名前が小難しいんですかね~。
読みにくいだけでなく、忘れます・・・・。

シリーズ第1巻となる本書は、花頴と衣更月のぎくしゃくした関係を軸に、その後の展開に登場してくる人物紹介、といったおもむきです。

ともに慕う、前執事で現在は家令の鳳(おおとり)が、ときおり登場しては、未熟な彼らにすばらしいアドバイスをしてくれるという味付けも。

ドラマ「ダウントン・アビー 」をご覧になっている方がお読みになると、基礎知識が補強できるやもしれません。


うちの執事が言うことには (角川文庫)

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