今週、ご縁があって大垣に行ってきました。
下調べをしていたら、大垣城というお城があるではないですか。
これは行かねば、と思い、約束の時間より2時間以上早く大垣入り。
大垣城に行ってきました。
戦前に国宝指定を受けた4層の天守閣ですが、なんと!終戦の2週間前の7月末に消失してしまいました。
4層の天守閣というのは演技が悪いといわれて珍しいので、誰が作ったのか調べてみました。
どうも、初代城主の戸田氏鉄(うじかね)のようです。
明治まで続く大垣・戸田一族の始祖ですが、尼崎から転封して、大垣にやってきました。
その、氏鉄が作った尼崎城(現存せず)が4層だったようです。
https://akiou.wordpress.com/2013/11/22/%E5%B0%BC%E5%B4%8E%E5%9F%8E/
大垣城といえば、関ヶ原の合戦で、石田三成が陣を置いたことでも有名です。
そのためか、合戦の様子などをジオラマで紹介したり、武具や武器、戦法について解説する展示があります。
これ、ジオラマの人形です |
兵站の心得も珍しい |
天守閣から西方を望む |
大垣城というのは、何重にも堀を配した平城だったようです。
現在はほとんど埋められてしまっていますが、大垣市内を縦断するように堀が残されています。
その水がきれいで驚きました。
上の写真には緑が見えますが、これは水草です。
清らかな水の流れに漂っているさまを見て、思わずシャッターを切りました。
きっと桜の季節には、市民の憩いの場として、にぎわうのでしょう。
城下町はどこも、商店街がさびれてしまい、郊外のショッピングセンター周辺がにぎやかになっています。
大垣市も同様でしたが、お城を中心に、あちこちを散策すると、往時がしのばれる建築物がときおり現れます。
とても穏やかで静かな大垣でした。
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