考えてみませんか?創業補助金、ものづくり補助金

さきほど中小企業庁のWebサイトを見ていて、いろんなことをやっているんだな~、と感じたところです。

昨年の白書によると、
我が国の経済・社会構造の変化、及び、経営者の高齢化の進展に伴い、中小企業・小規模事業者の数は年々減少を続けている。 
これまで地域経済を支えてきた中小企業・小規模事業者が市場から退出することで、地域の活力が失われることが懸念されている。こうした状況において、新たな地域経済の担い手を創出するべく、起業を促進することの意義は大きい。
さらに、起業は産業の新陳代謝を促進し、我が国経済を活性化する役割を持つ。しかしながら、我が国の開廃業率は欧米に比べ、低い水準で推移している。また、起業を希望する起業希望者の数も急激に減少している。
こうした現状を踏まえ、本章では、我が国の起業の現状を時系列や国際比較を用いて概観するとともに、これまで分析が行われてこなかった起業に関心を持つ者及び起業を希望する者に焦点を当てた調査・分析を行う。
最後に、こうした調査・分析を踏まえて、我が国の起業活動を活性化し、「起業大国」を実現するために求められる支援策を明らかにし、今後の政策につなげていく。
とあります。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H26/PDF/07Hakusyo_part3_chap2_web.pdf



日本は100年を超える会社が世界一多い、なんてことで喜んでる場合じゃないよ、ということらしいです。

この提言を受けて実施されたのが、ビジネスプランコンテスト「第1回全国創業スクール選手権」というものです。
全く知りませんでしたが、創業スクールなるものを開催して、全国8つのブロックから選抜されたビジネスプランのプレゼン審査を行うというもの。当然、創業のための資金などが与えられるんだと思います。

私のように、この手の情報に疎い方には、中小企業庁を中心に行っている補助金情報をこまめにご覧になることをおススメします。

創業補助金は、創業時にエントリーできるものですが、今年は第二創業、つまり後継者も対象になるのだとか。

ものづくり助成金は、すでに受付を開始してます。公募時期は、平成27年2月13日(金)~平成27年5月8日(金)まで。
サービス開発やアプリ、システム開発なども過去に助成を受けていますので、メーカーじゃないよー、という方でも、検討する価値はあります。

ちなみに、補助金や助成金は後から支払われます。
これがネックになる場合もありますので、手元資金の確保が必要になります。金融機関からの融資なども視野に入れて、エントリーしてはいかがでしょうか。

なお、公的補助金や助成金を受けるには、とにかく国が作ったルールを守っていないとだめです。

たとえば、社会保険に加入していてきちんと支払っているとか、個人なら前年度の確定申告をして納税しているとか、です。

まずは身の回りを整えないと、補助金申請ができませんので、お気を付けください。



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