【東野 圭吾】 「プラチナデータ」

プラチナデータ (幻冬舎文庫)」を読了。

映画を観る前の予習と思って読みました。


近未来の、管理社会に関するストーリーですが、メカメカしくなく、人間臭い、という印象です。

全人口のDNAデータをデータベース化して、犯罪対策に使いたい、という関係者は、世界中に多いと思いますが、この物語では、近親者という存在がキーポイントです。

そしてこれがプラチナデータと関係してきます。

また、主人公が二重人格、という設定が、この物語を物語として成立させていると思います。

微妙な言葉使いの書き分け、現実と幻想の交雑、といったところが読んでいて面白いと思いました。

3月16日には映画が公開されますので、ぜひ見に行きたいと思います。


プラチナデータ (幻冬舎文庫)

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