万城目 学の「プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
」を北京出張時に読了。
大阪は、かなり足しげく通った時期があるので、結構知っているほうだと思っておりましたが(もちろん東京以東の人間として)、壮大な構想には、ちょっと驚きました。
ただ、読んですごく面白い!、と感じるほどではありません。設定もそんなに新しいわけでもないし。
おそらく作者は、父と息子には親しく話をする機会がない日本の様相を描きたかったのではないかと思いました。
なぜ、大阪国がある、という稀有壮大な話を信じることができるか、という疑問に対して説明するくだりこそが、作者の最も書きたかったことなのではないでしょうか。
大阪は、かなり足しげく通った時期があるので、結構知っているほうだと思っておりましたが(もちろん東京以東の人間として)、壮大な構想には、ちょっと驚きました。
ただ、読んですごく面白い!、と感じるほどではありません。設定もそんなに新しいわけでもないし。
おそらく作者は、父と息子には親しく話をする機会がない日本の様相を描きたかったのではないかと思いました。
なぜ、大阪国がある、という稀有壮大な話を信じることができるか、という疑問に対して説明するくだりこそが、作者の最も書きたかったことなのではないでしょうか。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) | ||||
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