卒業生からのメール

先日常磐大学の卒業式がありました。
正直なところ、卒業式がいつなのかすら知りませんでした。卒業生からメールが届いて、ああ卒業式だったのか、と思った次第です。

写真2点とともに、学生数名からのメッセージがメールに書かれていました。
女子は着物に袴姿、男子はスーツ姿です。
読んでいくうちに、大学でモノを教えるとはこういうことか、という気持ちになってきました。

本当にメッセージを送りたい、という学生もいれば、その場のノリのおつきあい、という学生もいるでしょう。しかし担任(というか指導教授)でもない私にメッセージをくれた学生が存在することにうれしく思いました。講師を始めて3年目のおわりに、教師という仕事は毎年こういう気分を味わえるのだ、と知りました。

人は人に影響を与え、自らも周囲の影響を受けて生きていきます。
そういう基本的な事実を再認識する機会を学生たちが与えてくれました。
モデルになる大人との出会いが少ない学生が多い地方都市では、私のような者ですら学生から感謝されるのです。影響を与えてしまう立場であることを改めて認識し、できるだけフラットなモノの言い方、接し方をしなければならないと思いました。

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