『沈黙の艦隊』シーズン1を観ました。
原作コミックは、1988年から1996年にかけて連載されており、当時、国会でも話題になっていた記憶があります。
劇場版が公開されるまえに、アニメ版にチャレンジしたのですが、途中で寝落ちして断念しました。
なのですが、実写版は、期待以上の作品になっていると思います。
『キングダム』シリーズ
プロデューサーは、実写版『キングダム』シリーズの松橋真三さんと、主演でもある大沢たかおさんです。
原子力潜水艦一隻が独立国宣言し、日米を翻弄するという内容なのですが、原潜をうばった海江田に大沢たかおさん、海自の深町艦長に玉木宏さんという配役です。
海江田に対して、深町は過去の出来事から、さほど信頼はしておらず、原潜を沈めることもいとわない、という関係です。
これって、『キングダム』でいうなら、王騎将軍と昌平君が対峙しているということに。
別々の潜水艦なので、一緒に登場する場面も少なく、これも王騎将軍と昌平君らしい感じです。
そしてなにより、大沢たかおさんの英語が、王騎将軍っぽいというか。
英語で演じるのが難しい、とインタビューの中で大沢たかおさんが語っておられましたが、抑揚のない英語が、王騎将軍的な雰囲気なのです。
まるで潜水艦の乗員になったような
潜水艦なんて、実世界では、およそ縁のない乗り物ですが、潜水艦の戦闘シーンは、まるで乗員になったかのような気持ちになります。
海の中なので、戦闘なのに、静かで熱い。
攻撃も迎撃も、なんというか、落ち着いているというか・・・。
空中戦の『トップガン』のようなスピード感はなく、淡々と進んでいくわけです。
淡々とすすんでいるのに、観ているほうは前のめりになってしまうような緊張感があります。
これは新しい感覚だと思います。
シーズン2も観たい!
シーズン1は、日本と同名国となった原潜「やまと」が、米軍第7艦隊に東京湾に閉じ込められてしまいますが、海自のサポートもあり、無事に太平洋に出るところまでです。
国連総会に出席するために、ニューヨークを目指します。
シーズン2は、太平洋からニューヨークにむかう旅路に、妨害するアメリカとかソ連(ロシア)、そして中国などが登場するのだと思いますが、さて、どうなるのでしょうか。
ぜひ、制作してほしいものです。
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