【Netflix】『離婚しようよ』

離婚しようよ』観ました。

大石静さんと宮藤官九郎さん脚本、松坂桃李さんと仲里依紗さんが夫婦役で登場する、選挙と結婚、子どもなどがテーマとなっているドラマです。

1話60分前後、全9話なので、イッキ見も可能です。




『今ここにある危機とぼくの好感度について』

離婚しようよ』はコメディでもあるのですが、2021年の松坂桃李さん主演のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』にテイストが似ているように感じました。

まじめに取り組めばとりくむほど、笑いを誘う結果になってしまうという展開が、松坂桃李さんが演じると、本当にこんな状況あるかも、と思わせてくれます。

政治家一家の男が、女優と結婚したら、という設定なので、夫婦の問題、不倫、妊活、そして選挙とテーマが盛りだくさんなので、民放のドラマではターゲットが絞りきれないかも。

イッキ見できる配信ドラマなので、飽きずに観ることができるのかもしれません。



錦戸亮さんがいい感じ

仲里依紗さんが惹かれる相手役が錦戸亮さんなのですが、力が抜けていて、すごくいい感じです。

夫に不倫されていなくても、魅力を感じる女性はいるかも、お金は持ってないけど。

パチプロでアーティストという設定もありそうでなさそうな感じ。

でも、似合っています。

最後は、選挙ブログを書くほど、選挙にはまってしまうというあたりも、終わり方としてはいい感じです。



夫婦じゃないほうがうまくいく

主人公の2人のうち、夫のほうは離婚したことをいつまでも後悔しているのですが、妻のほうは女優として飛躍していきます。

子どもがいるため、ひんぱんに顔を合わせていて、結婚していたときよりも会話が多いくらい。

そのふたりが出した結論が、復縁はしないこと。

子どもは互いに協力して育てること。

結婚という枠、家族という枠、そういう枠に意味があるのかどうか?

視聴者は、そんな問いかけをされたのかもしれません。



<関連の投稿>

【Netflix】『ヴィレッジ』『そして、生きる』

コメント