『離婚しようよ』観ました。
大石静さんと宮藤官九郎さん脚本、松坂桃李さんと仲里依紗さんが夫婦役で登場する、選挙と結婚、子どもなどがテーマとなっているドラマです。
1話60分前後、全9話なので、イッキ見も可能です。
『今ここにある危機とぼくの好感度について』
『離婚しようよ』はコメディでもあるのですが、2021年の松坂桃李さん主演のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』にテイストが似ているように感じました。
まじめに取り組めばとりくむほど、笑いを誘う結果になってしまうという展開が、松坂桃李さんが演じると、本当にこんな状況あるかも、と思わせてくれます。
政治家一家の男が、女優と結婚したら、という設定なので、夫婦の問題、不倫、妊活、そして選挙とテーマが盛りだくさんなので、民放のドラマではターゲットが絞りきれないかも。
イッキ見できる配信ドラマなので、飽きずに観ることができるのかもしれません。
錦戸亮さんがいい感じ
仲里依紗さんが惹かれる相手役が錦戸亮さんなのですが、力が抜けていて、すごくいい感じです。
夫に不倫されていなくても、魅力を感じる女性はいるかも、お金は持ってないけど。
パチプロでアーティストという設定もありそうでなさそうな感じ。
でも、似合っています。
最後は、選挙ブログを書くほど、選挙にはまってしまうというあたりも、終わり方としてはいい感じです。
夫婦じゃないほうがうまくいく
主人公の2人のうち、夫のほうは離婚したことをいつまでも後悔しているのですが、妻のほうは女優として飛躍していきます。
子どもがいるため、ひんぱんに顔を合わせていて、結婚していたときよりも会話が多いくらい。
そのふたりが出した結論が、復縁はしないこと。
子どもは互いに協力して育てること。
結婚という枠、家族という枠、そういう枠に意味があるのかどうか?
視聴者は、そんな問いかけをされたのかもしれません。
<関連の投稿>
コメント
コメントを投稿