『劇場版 美しい彼〜eternal〜』観てきました!
初日なので、映画オープニング映像からトリミングされたと思われるアヒル隊長と小銭入れのカードもいただきました。
シーズン1を観たあとの予想通り、『美しい彼』シリーズの第2巻にあたる『憎らしい彼』がほぼ映画化されています。
原作がおもしろすぎる
『憎らしい彼』は、ふたりが同棲しはじめ、それぞれの道を模索する様子が描かれています。
清居は、自分の恋人として平良をみているのですが、どうも平良のほうは違う角度から清居をみているようだ、ということがわかってくるのが『憎らしい彼』です。
その象徴となるのが「不審」くんと呼ばれる出待ちの清居ファン=平良。
原作小説3巻+短編集を全部読んで、最も爆笑頻度が高いのが『憎らしい彼』ではないでしょうか。
とにかく平良の考える清居奏との関係性、どのようなスタンスを守るべきなのか等々、平良ワールド全開です。
原作のおもしろさを出しすぎるとコメディになってしまうので、そこは抑えて映画化したような印象です。
映画は、原作小説を読まなくても理解できますが、原作のおもしろさを知っていると、一途な純愛が、より愛おしくなると思います。
スピンオフつくらないかな~
映画版では登場してきませんが、平良が夢想する清居をキングとする王国で、黄金の河をアヒル隊長が流れていくというシーンがあったように記憶しています。
平良の妄想ワールドは、ぜひとも映像化してほしい、スピンオフで作って欲しいと思います。
本人がまじめなだけに、おもしろすぎる展開になるとは思うのですが、最後は清居を大切に想っているという気持ちへと収斂していくので、15分くらいのスピンオフになってほしいです。
スピンオフということでは、清居が平良の言動に右往左往するあたりも、4コマ漫画的で味わい深いものがあります。
こちらも映像化されたら、楽しめますね。
久しぶりにほのぼの楽しめる映画を観ました。
が、ドラマシーズン1があまりにおもしろすぎたので、映画版はシーズン1を超えるものではないかもしれません。
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