「ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
3時間もローカル線に乗らなければならなかったので購入。
好きなシリーズではありますが、必ず買うほどでもなく、途中を飛ばして、今回読んでしまいました。
テーマは「太宰 治」。
そもそも苦手というか、読まず嫌いの太宰です。
自殺願望と心中が、本当に弱い人間でイヤだな~という印象でして、作品を読みたくなる作家ではないです。
それこそ「走れメロス」を小学生のときに読んだきりではないでしょうか。
本書では、私のような読者が多くいることを指摘したうえで、その人間的な弱さこそが魅力である、と言い切っています。
読者と一緒に成長する作家、ということなんでしょうかね。
途中飛ばしてしまってますが、小説中の時間の経過はほとんどなく、助かりました。
栞子さんと五浦くんが、結婚を前提におつきあいを始めたことが、最大の進展でしょうか。
家族の秘密も少しずつ分かってきて、これまた楽しくなっています。
とにかく、読んでいない途中を読もう、と心に決めました。
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫) | ||||
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