ローマ法王ベネディクト16世が、先日退位を表明しました。
一説によると、マフィアとのつながりとか、マネーロンダリングなどによる、バチカンの信用失墜が原因とか。
ダン・ブラウンの小説はじめ、様々な海外作品では、バチカン銀行が裏金を持っているとか、マネーロンダリングしてる、といったことがよく書かれていましたが、事実に近いのでしょうか?
多分、そうなんですよね。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫) | ||||
|
今回の退位は、600年ぶりに法王が存命によるもので、極めて異例。
神の代理人は、その命が尽きるときまで法王、というのが常識です。
ちなみに、コンクラーベ(次の法王を選び出す選挙のようなもの)が、来月実施される予定ですが、法王に次ぐ地位にある枢機卿のうち、9人がTwitterを使用しており、コンクラーベの期間は使用禁止を命じられたそうです。
法王が決まった時の、白い煙の時期を外部に漏らしてはならないからだとか。
たとえば以下のような皆様のようです。
https://twitter.com/CardRavasi
https://twitter.com/CardinalDolan
https://twitter.com/sistachcardenal
https://twitter.com/cardenalrobles
https://twitter.com/CardinalNapier
https://twitter.com/angeloscola
https://twitter.com/CardinalSean
https://twitter.com/DomOdiloScherer
President GIANFRANCO RAVASI |
いま、バチカンのページをみたら、枢機卿メンバーが記載されていました。上の写真は、枢機卿の中のトップの方みたいです。
この方がフォローしている方を探したところ、上の皆様が出てきました。
枢機卿を確認したい方は、以下をご覧になってください。
http://www.cultura.va/content/cultura/en/organico/membri.html
キリスト教の総本山とSNSの関係が、今回の法王退位で見えてきました。
インフェルノ (上) (海外文学) | ||||
|
ロスト・シンボル (上) (角川文庫) | ||||
|
コメント
コメントを投稿