昨夜は友人の紹介で、「手嶋屋」というお会社の方とお会いしました。
SNSのエンジン「OpenPNE」というソースを公開してビジネスにしている企業です。
食事をしながらいろいろと話をしたのですが、社長の手嶋さんは人工知能を研究していたということが一番印象に残っています。今手がけているビジネスについてもその研究の延長上にある、というのもうなづけました。
またお会社の皆さんがお元気で、スイーツ部(男子部員だけらしい・・・)もあるとか。
手嶋さんのお考えが「仕事は楽しくなくちゃ」なので、とことんベンチャー企業らしい印象を持ちました。
昨日はもうひとつの出来事がありました。
Googleが”Friend Connect”というサービスを発表し、概要までは公開されたことです。
このサービスはWebサイトに簡単にSNS機能を追加できるというもので、手嶋屋さんにとってはライバルになりかねないもの。
Googleを使い倒すと決意した私は早速申込みしておきました。そのうちサービスが使えるようになったという連絡が届くでしょう。
SNSの運営会社が、決して経営状態が良いわけでもないのに株価に高値がついたり、買収金額が跳ね上がったりするのは、行動データベースとして優秀だという評価によるものです。
先週もソフトバンクが中国の「校内網」を400億円で買収したことが話題になりましたが、SNSによる他サービスの補完が目的だったようです。
マーケティングリサーチとしても最近では、長期間にわたる、または広範囲は設問項目によってターゲットを分析するような流れができています。
一時的な調査だけではターゲット分析は不十分、特に意思決定と行動については分析結果と一致しないことがあるようです。
その点、SNSにはあらゆるものがデータ化されて残っており、後はこれを様々な意思決定結果(たとえばショッピング)や行動と結びつけていくことが可能になります。
データ分析は意外な結果が出たときほど楽しくなります。
本を読んでいても「おっ!」と思うときが、こういう意外なデータを見せられたときです。最近で記憶に残っているのは、三浦 展氏の「下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)
最近、大学のことを書いていないので、明日は本筋に戻します。
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