The Stevie Awards

今日の日経産業新聞に掲載される「流行ウォッチング」で、先日も少しだけ紹介した「The Stevie Awards」について書きました。
テーマとしては「ダイバーシティ」、つまり多様性を認める社会を先取りした賞、ということで紹介しています。詳しくは本文を読んでいただくとして、ここではこの賞の設立者と賞についての説明を詳しくしておきます。

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Michael Gallagher /マイケル・ギャラガー

2002年に、毎日密かに職場で革新を起こし活躍しているビジネスパーソンに栄誉を与える目的でスティー ビー賞を設立。「スティービー」とはギリシャ語の「ステファノス」(王冠をつけた)という意味。
(私は初めて賞の名前を聞いたとき、Stevieというおじさんが創った賞かと思いました。)

1982年から1988年まで映画、テレビ、広告など多数のメディアを網羅する世界で最も大規模な国際コンテストを主催するニューヨークフェスティバル(The New York Festivals)の副社長を務め、ラジオや印刷媒体の部門で新しいコンテストや賞を次々と創設、NYFの世界的な影響力の拡大に貢献した。

スティービー賞設立以前にはマーケティング、セールス、プロダクト開発に携わり、フーバーズINC(Hoover's Inc)の一部門であるフーバーズメディアテクノロジーに所属。その後、オンライン広告のアメイジングメディア(Amazing Media)ではセールス・マーケティング部副部長を務めた。
ジョージメイスン大学(George Mason University ヴァージニア州)でMBAを取得。

スティービー賞は、世界中の企業とビジネスマンの業績を一般に広めるために設立された。
2002年にアメリカンビジネス賞(The American Business Awards )を創設、2003年にIBA(The International Business Awards 国際ビジネス賞)、2004年にスティービー女性賞(The Stevie Awards for Women in Business)、2006年にはセールス&カスタマーサービス賞(Stevie Awards for Sales & Customer Service)を設立し、突出した企業あるいは個人の業績をメディア、ビジネスコミュニティ、そして公に知らしめることを目的としている。

ABA(The American Business Awards)はアメリカのビジネス界を代表する審査員・顧問を多数含むパネルによって決定され、ダウジョーンズ社をはじめとするビジネス系トップメディアがスポンサーとなっている。

スティービー賞には数々の部門があり、個人、企業、チーム、製品、広告などに対して贈られる。コンテストでは同じ分野の同規模の企業と競合するよう配慮されている。そのため、中小企業にもフォーチュン誌でトップ100に選ばれた企業と同じチャンスが与えられる。

「ビジネス界のオスカー」(Oscar Award:アカデミー賞)とNew York Post(April 27,2005)で紹介された。
世界中のすべての企業に国際ビジネス大賞への応募資格があります。企業および個人の業績に対して授与されます。応募はオンラインで受け付けており、審査員がそれぞれにスコアをつける一次審査がまずはスタートです。
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以上は、この賞のサイトに記載されていることを簡単に訳していただいたものです。
せっかくなので紹介しました。

韓国や中国の企業は毎年応募して、毎年受賞しています。今年はサムスンのチームが受賞しています。日本企業はこういうところに応募するのが苦手なのか、それとも日本国内で知られていない賞には興味がないのか、事務局の方が残念がっていました。

今なら「日本初」受賞という栄冠も可能です。
ぜひご応募ください。

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