日本のテレビがダメな理由 ソニーのブラビアと韓国LGの比較

今日、 日本のテレビをはじめとする家電業界がダメな理由がわかりました。
アゴラ編集部が、民放各社がパナソニックのスマートテレビの「スマートビエラ」のCMが流されないことを取り上げています。「このテレビ、つけると画面にネット上の情報が出てきてすぐにアクセスできます。テレビ局側は、すぐにネット情報へアクセスできるのは反則、一手間かけろ、と主張しているらしい」のです。
 規制で守れば守るほど、テレビの明日が暗くなる より。

実は、本日、実家のソニー「ブラビア」に録画機能を持たせるためにハードディスクを接続しました。
ハードディスクをテレビに接続すると、地デジの録画機能で予約録画できる、ということを知らない方は結構多いのですが、なぜ多いのか、ということも判明しました。面倒だからです。


まず、ハードディスクをUSB接続して、録画・再生が簡単にできるようにできていません。
ブラビアの場合、メニューの下に隠れており、ソニー製のビデオを接続することが前提です。

なので、メニューの段階でハードディスクの初期化メニューが存在せず、初期化するためには機器接続の設定をするという面倒くささなのです。
ありえない・・・・。

私の自宅は韓国製のLGです。
LGはハードディスク接続が前提なので、メインメニューにハードディスクの初期化メニューがあり、USB接続しただけで、すべてが快適に使用できます。もちろん、ハードディスクを起動して録画メニュー一覧を見るなんて、簡単なことです。

なのに、ブラビアときたら、メインメニューから2段階くらい下がったところにあるのです。
使いにくいことこのうえない。

さらに驚いたことは、テレビを見ていたら突如番組が変わったこと。
LGでは当たり前なので、見たい番組を選択しようとしたら「録画中なのでできない」というメッセージが!
ブラビアは2番組を1画面で見ることができる機能があるにも関わらず、です。
これは、視聴予約にも制約をかけていて、録画予約をしている時間帯が重なると視聴予約すらできないのです。

この原因はチューナーの数の制限とか、画面デザインの制限とか、視聴者を馬鹿にしたルールらしいです。にしても、ありえないことだらけです。

LGでできること、もっと言えば、アナログ時代には当たり前だったことが、地デジではできない、という時代錯誤が起こっています。

これからテレビを購入しようという方には、日本製以外を購入することをお勧めします。
くだらないルールで自らの首を絞めていることに気づかない人々を罰する意味を込めて。

だって、テレビはもっとカジュアルなメディアであったはず。
なのに、こんなに視聴者を苦しめるなんておかしいです。

日本の家電業界がダメになった理由も、こんなおかしな、日本でしか通じないルールが原因なんだと実感しました。




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