水郡線


田舎の単線に乗って、車窓に流れる景色を眺めているのが好きです。
山々と河川、樹木や花、家の造り、集落の様子等、大量の情報が目から取り込まれ、それらを脳が分析し、これまでに目にしたどこか似た風景とひきくらべます。この時間がとても楽しく、何時間乗っても飽きることがありません。

大学が水戸にあるので、最近は水郡線に乗る機会があります。
水郡線は久慈川に沿って走る単線です。春から秋にかけて、山々の色彩が微妙に変わり、川の色も天候によって見え方が異なります。
途中には茨城県を代表する景勝地、袋田の滝や、福島県の矢祭山などがあります。「もったいない」図書館で有名になった矢祭町もこの沿線です。

土曜日に乗ると、毎回のように鉄道ファンの方がカメラを持って乗車しています。
時間帯などを考えると、水郡線は都心から日帰りができる単線です。水戸を朝9時台の電車に乗り込み、12時台には郡山に到着します。ここから新幹線で帰宅も可能ですが、できればこの後は磐越東線に乗り込みいわきまで行きます。いわきまで行けば、後は常磐線で都心に戻ることができます。

磐越東線も単線で、春の桜と秋の紅葉が非常に美しい路線です。こちらは夏井川沿いを走るため、渓谷が美しいです。
機会があればぜひご乗車ください。