視聴率と動画視聴回数

最近では動画サイトの動向を見逃せないと考える人が増えてきています。記憶では、すでに海外では動画の視聴回数について経済学的視点で分析を始めている研究者が登場してきているという記事をTechCrunchで読みました。(定かでないのでリンクは張っておりません。)

私もふと気になって視聴率と動画の視聴回数、つまり再生回数との関係を調べてみました。
対象は2009年1月スタートのドラマ、視聴率はビデオリサーチ社の関東地区のものをまとめておられる「Audience Rating TV」のものを利用させていただいております。実際の動画再生回数は、約3時間かけて調べました。ここで紹介するとそのサイトがなくなってしまうかもしれませんので匿名にしておきます。

まず第1回から放映された回数までの平均視聴率の上位は以下の通り。

1.キイナ ~不可能犯罪捜査官~ (日テレ、水曜22時) 15.83%
2.ヴォイス (フジ、 月曜21時) 15.74%
3.メイちゃんの執事 (フジ、火曜21時) 14.08%
4.必殺仕事人 (テレ朝、金曜21時) 12.67%
5.RESCUE (TBS、土曜20時) 12.4%

動画再生回数については第3話までの平均回数を算出しました。1話がいくつかに分割されているものについてはその平均値をとり、1話分の再生回数とみなしています。
その結果は次の通りとなりました。

1.銭ゲバ (日テレ、土曜21時) 66,563回
2.RESET (日テレ、木曜23時58分) 38,507回
3.メイちゃんの執事 (フジ、火曜21時) 38,434回
4.キイナ ~不可能犯罪捜査官~ (日テレ、水曜22時) 17,184回
5.ヴォイス (フジ、 月曜21時) 13,986回

再生回数がダントツトップの「銭ゲバ」は松山ケンイチ主演、原作は多分40年近く前のコミックです(子供の頃にちょっとだけ読んだ記憶があります)。視聴率は第1話こそ12%と好スタートでしたが、第3話は9%まで低下しています。
2位の「RESET」は深夜枠のため視聴率は低く、第1話が7%、その後は5%台で推移しています。時間帯の割にがんばっているほうですね。深夜枠のドラマを支持しているのが20代を中心にした年代なので、動画ユーザーとマッチしているため再生回数が多いことは納得できます。
第3位の「メイちゃんの執事」もコミック原作のイケメン勢ぞろいドラマなので、視聴率・再生回数とも多いことは妥当でしょう。

動画は複数の人から投稿されているため、いくつかのバージョンがあるのですが、3人以上の人が投稿していたのは次の3作品でした。

1.キイナ ~不可能犯罪捜査官~ (日テレ、水曜22時) 5人
2.銭ゲバ (日テレ、土曜21時) 4人
3.メイちゃんの執事 (フジ、火曜21時) 3人

逆に全く投稿がなかったのは「神の雫」「歌のおにいさん」「本日も晴れ。異常なし」の3作品でした。
詳しいデータは当社サイトで公開してありますので、こちらでもご確認ください。