見るスポーツとして、フィギュアスケートは、相当好きなスポーツです。
グランプリファイナルシリーズ・ロシア杯で、羽生結弦選手がまたも勝利しましたが、羽生結弦選手を見ていて、いつも思うことは、スタイルの良さです。
もし、羽生結弦選手がもっと骨格が太くて、ごつい体つきだったら、2度もオリンピックで金メダルを取れたのでしょうか?
しかも、視覚情報の処理速度は、文字情報の6万倍ものスピード!
そして、記憶の8割は視覚的な記憶なのです。
わたしたちの脳は、毎日、視覚情報を比較・検討していると言っても良いのです。
羽生結弦選手が登場してきたころ、男子のフィギュアスケート選手は、手足は長いけれど、ごつい体型の選手が主流でした。
帝王・プルシェンコが、当時の代表的な体型です。
フィギュアスケートは、見た目以上にハードなスポーツなので、氷上でジャンプするためには、太くてパワーのある筋肉が必要だったのでしょう。
しかし、羽生結弦選手が国際大会で勝つようになってから、筋肉たっぷりの選手は少なくなってきました。

フィギュアスケートを見ていると、わたしは選手の体型を見てしまうのです。
この人の手足が、もっと細くて長かったら、もっと得点を稼げただろうな、と。
フィギュアスケートやダンスなど、芸術点、つまり見た目の美しさが求められるスポーツの場合、わたしたちの脳が、身体的なバランスに由来する美しさを切り離して評価することは不可能なのではないでしょうか。
フィギュアスケート男子の美しさは、羽生結弦選手の登場により、パワーではなく、しなやかで女子的な美しさへと変貌しているとさえ、感じます。
体型は、生まれ持ったものであり、遺伝的なものでもあるため、メディアではほとんど触れませんが、体型や容姿で損をしている選手は、けっこう存在すると思います。
夏のスポーツでは、アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)で、日本が勝てない理由は、間違いなく体型です。
オリンピックで金メダルの多いロシアやフランスの選手は、脚の長さが同じで、体型もほぼ同じ選手を揃えてきます。
テクニック以前に、高さや太さが揃っているわけですから、人間の脳は美しいと感じるはずです。
どれだけテクニックがすぐれていようと、揃っていない(シンクロしていない)演技は、わたしたちの脳は美しいとは感じないのです。
それは見た目です。
はっきりと書くのは心苦しいのですが、見た目が冴えないと、内定を取るのはむずかしい。
見た目が冴えないとは、
容姿は修正のしようがない、とあきらめている人は、内定がとれません。
容姿は、実は修正できるのです。
それは、明るい雰囲気、エネルギーがある様子を伝えようとするかどうか、で決まります。
たとえば、自分の容姿をあきらめている人は、自分に似合うヘアスタイルを研究しようとはしません。
かつて、猫っ毛で、髪がぺたーっとした学生がいました。
その学生から、就活がうまくいかないと相談されたとき、わたしは「髪質を変えてみたら」とアドバイスしました。
その学生の場合、まじめで優秀、何事にもポジティブでしたが、就職氷河期であったことから、いくつ受けても落とされていました。
ペターっとした猫っ毛が、その学生が持っているポテンシャルを下げてしまっているようでした。
自分の能力を2割増しに見せてくれるような、自分の見た目をつくらないと、就活はスムーズに進みません。
着こなしも重要で、サイズが合っていること、ちょっとおしゃれに見える工夫が必要です。
リクルートスーツやリクルートスタイルは、美しい人はそれなりに、美しくない人はより美しくなく見えるものだからです。
見た目の戦略を間違うと、出会いたい人にも出会えなくなりますし、社会人の第一歩からしくじる可能性が高いのです。

むしろ、美人に見えるように努力しているから、美人のほうに分類される人たちがいます。
遺伝的な容姿や体型には欠点があっても、美人オーラをまとうことは可能です。
努力している女子や男子のほうが、もともと容姿にすぐれている人よりも、ひと目を引くことさえあります。
結局のところ、見た目戦略がうまいか下手か、なのではないでしょうか。
そして、見た目戦略が成功するためには、自己肯定感が大切です。
この注意マネジメントスキルを持っていると、良い面を見ようとします。
逆に、注意マネジメントスキルに欠けると、精神的な苦痛をかかえ、そこから逃れられなくなります。
自分に自信がない、自己評価の低い人は、正面からぶつからず、匿名性に頼る傾向が強いことがわかっています。
これを見た目に置き換えると、自己評価の低い人は、目立たないように、できるだけ自分の存在を認知されないようにしようとします。
いっぽうの自己評価の高い人は、横並びではない、自分の個性を引き出し、比較されたときに少しでも上になろうとします。
人間の脳が、視覚情報の処理に9割もつかっているのは、人間が動物だった頃の脳が、人間の脳よりも大きいことを示しています。
わたしたちは、理性より本能で選択し、決定しているのです。
だから、見た目が大事!とは、古い脳に支配された人間にどういうアピールをすればよいか、を考えるきっかけになると思います。
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グランプリファイナルシリーズ・ロシア杯で、羽生結弦選手がまたも勝利しましたが、羽生結弦選手を見ていて、いつも思うことは、スタイルの良さです。
もし、羽生結弦選手がもっと骨格が太くて、ごつい体つきだったら、2度もオリンピックで金メダルを取れたのでしょうか?
脳の9割は視覚情報処理に使われている
人間の脳は、視覚情報処理に9割も使われていると聞きます。しかも、視覚情報の処理速度は、文字情報の6万倍ものスピード!
そして、記憶の8割は視覚的な記憶なのです。
わたしたちの脳は、毎日、視覚情報を比較・検討していると言っても良いのです。
羽生結弦選手が登場してきたころ、男子のフィギュアスケート選手は、手足は長いけれど、ごつい体型の選手が主流でした。
帝王・プルシェンコが、当時の代表的な体型です。
フィギュアスケートは、見た目以上にハードなスポーツなので、氷上でジャンプするためには、太くてパワーのある筋肉が必要だったのでしょう。
しかし、羽生結弦選手が国際大会で勝つようになってから、筋肉たっぷりの選手は少なくなってきました。
フィギュアスケートの美しさを追求すると
女子では、浅田真央さんのような体型の選手が、やはりフィギュアスケートに適しているのでしょう。フィギュアスケートを見ていると、わたしは選手の体型を見てしまうのです。
この人の手足が、もっと細くて長かったら、もっと得点を稼げただろうな、と。
フィギュアスケートやダンスなど、芸術点、つまり見た目の美しさが求められるスポーツの場合、わたしたちの脳が、身体的なバランスに由来する美しさを切り離して評価することは不可能なのではないでしょうか。
フィギュアスケート男子の美しさは、羽生結弦選手の登場により、パワーではなく、しなやかで女子的な美しさへと変貌しているとさえ、感じます。
体型は、生まれ持ったものであり、遺伝的なものでもあるため、メディアではほとんど触れませんが、体型や容姿で損をしている選手は、けっこう存在すると思います。
夏のスポーツでは、アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)で、日本が勝てない理由は、間違いなく体型です。
オリンピックで金メダルの多いロシアやフランスの選手は、脚の長さが同じで、体型もほぼ同じ選手を揃えてきます。
テクニック以前に、高さや太さが揃っているわけですから、人間の脳は美しいと感じるはずです。
どれだけテクニックがすぐれていようと、揃っていない(シンクロしていない)演技は、わたしたちの脳は美しいとは感じないのです。
見た目が9割なら、自分はどう見えるのか要チェック
学生と就活の話をしていると、すぐに内定が取れる学生と、そうではない学生とがはっきりしています。それは見た目です。
はっきりと書くのは心苦しいのですが、見た目が冴えないと、内定を取るのはむずかしい。
見た目が冴えないとは、
- 容姿
- ヘアスタイル
- 着こなし
- 態度やパフォーマンス
容姿は修正のしようがない、とあきらめている人は、内定がとれません。
容姿は、実は修正できるのです。
それは、明るい雰囲気、エネルギーがある様子を伝えようとするかどうか、で決まります。
たとえば、自分の容姿をあきらめている人は、自分に似合うヘアスタイルを研究しようとはしません。
かつて、猫っ毛で、髪がぺたーっとした学生がいました。
その学生から、就活がうまくいかないと相談されたとき、わたしは「髪質を変えてみたら」とアドバイスしました。
その学生の場合、まじめで優秀、何事にもポジティブでしたが、就職氷河期であったことから、いくつ受けても落とされていました。
ペターっとした猫っ毛が、その学生が持っているポテンシャルを下げてしまっているようでした。
自分の能力を2割増しに見せてくれるような、自分の見た目をつくらないと、就活はスムーズに進みません。
着こなしも重要で、サイズが合っていること、ちょっとおしゃれに見える工夫が必要です。
リクルートスーツやリクルートスタイルは、美しい人はそれなりに、美しくない人はより美しくなく見えるものだからです。
見た目の戦略を間違うと、出会いたい人にも出会えなくなりますし、社会人の第一歩からしくじる可能性が高いのです。
美人に見える人ほど努力している
だれが見ても、どこからみても美人は、実は数少ないものです。むしろ、美人に見えるように努力しているから、美人のほうに分類される人たちがいます。
遺伝的な容姿や体型には欠点があっても、美人オーラをまとうことは可能です。
努力している女子や男子のほうが、もともと容姿にすぐれている人よりも、ひと目を引くことさえあります。
結局のところ、見た目戦略がうまいか下手か、なのではないでしょうか。
そして、見た目戦略が成功するためには、自己肯定感が大切です。
自己評価の高い人と自己評価の低い人
自分のことを肯定するような材料(容姿)に目を向けて、そこから注意をそらさずにいることが得意な人は、注意マネジメントスキルを持っています。この注意マネジメントスキルを持っていると、良い面を見ようとします。
逆に、注意マネジメントスキルに欠けると、精神的な苦痛をかかえ、そこから逃れられなくなります。
自分に自信がない、自己評価の低い人は、正面からぶつからず、匿名性に頼る傾向が強いことがわかっています。
これを見た目に置き換えると、自己評価の低い人は、目立たないように、できるだけ自分の存在を認知されないようにしようとします。
いっぽうの自己評価の高い人は、横並びではない、自分の個性を引き出し、比較されたときに少しでも上になろうとします。
人間の脳が、視覚情報の処理に9割もつかっているのは、人間が動物だった頃の脳が、人間の脳よりも大きいことを示しています。
わたしたちは、理性より本能で選択し、決定しているのです。
だから、見た目が大事!とは、古い脳に支配された人間にどういうアピールをすればよいか、を考えるきっかけになると思います。
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