ほぼ20年ぶりのタイ バンコク

2泊4日でバンコクに行ってきました。

最近は「最安」で出張するのが楽しくなってまして、今回もホテル込み45,000円未満という安値を見つけたのです。


出張の目的が、タイの普通の人達の生活を見ることも含まれていたので、あえて空港と都心の間あたりに宿を決めました。今思えば、土地勘が全くないのに、無謀な選択だったかもしれません。

近代的なバンコクのスワンナプーム国際空港からタクシーに乗り込み、20年前は工事中であったろう片側5車線の道路を走り、目的地のホテルまで1時間弱。そこは「町田」でした。

THE MALLというショッピングセンターが目印のエリアで、THE MALLには、H&M、ZARA、ユニクロが並びます。
メインストリートから脇道に入った途端、そこにはジモティのドメスティックな日常が広がっていたのです。

屋台村のような飲食広場、毒々しいネオン輝くホテルと、そこに集まる人々の熱気。
救いはセブンイレブンの見慣れた看板でしたが、店内にならぶ商品は見慣れないものばかり。
庶民の生活の場にいきなり連れて来られたような気分になりました。正しくは自分で選択した結果なのですが…。


商人宿のようなホテルは、清潔で、エアコンは三菱製のさほど古くないものが設置されていました。清潔なシーツ(繕いのあとがありましたが)には十分満足できましたが、バスタブのないバスルームはオールドスタイルでした。

翌朝9時にはバンコクの中心地で待ち合わせ。
事前の案内によると、タクシーで30分くらいの最寄駅から7駅先のようです。
バンコクの渋滞は昔から有名でしたので、余裕を見て宿を出たのは良いのですが、結局タクシーで1時間、最寄駅までかかり、さらに中心地まで20分。遅刻でした。


のちに聞いたところによると、現地在住の方の印象だと、私が泊まったあたりは「府中」だそうな。「町田」と大差ないなと思いつつも、あの通りの渋滞は国道246号だな、と判断。
なんせ、一本道ゆえか、まったく動かないほどの渋滞なのです。



都心で仕事を済ませ、夕食をとっての帰路、朝とは逆に戻ろうとしたら、今度はタクシーの乗車拒否にあいます。

最初は英語で交渉していたからかと思ったのですが、宿の住所を見せると首を横に振ります。
つまり、遠いから乗車拒否らしいのです。
4台か5台に拒否された後、同情したらしいおじさんドライバーが乗せてくれました。チップを多めに払ったことは言うまでもありません。

翌日も10時に会社訪問。
事前案内ではタクシーで1時間くらい、と聞いていたのですが、結局1時間30分かかる始末です。タイでは今、国内で政治闘争が行われており、デモが頻発していることはご存知の方も多いと思います。


聞けば、政治闘争のように見えているけれども、実際には、タクシン政権で儲かった財閥と、儲からなかった財閥の抗争で、デモに参加している人も1日1000バーツで雇われているのだとか。
ルンピニ公園はブルーシートの即席キャンプ場と化していて、代々木公園よりひどい有様でした。ここがデモ参加者の拠点になっているらしいです。

訪問先が、このデモルート沿いあったこともあり、偶然ですがデモの様子を見ることができました。

10台くらいのトラックに大勢乗り込み、大渋滞の中、悠々と走っていく様は、朝のラッシュアワーの一因がこれか、と納得するのに十分でした。
地元の方が、あまり関心を持たないのも、こういう行為にあきれているためでしょうね、きっと。


バンコクは鉄道網も整備され、都心で過ごす分には、大変便利になりました。
ショッピングモールも増え、買い物も楽しくできます。


ですが、ちょっとばかり離れた場所から都心を目指すのも、地元民の生活実感をつかむ手掛かりになると思います。
出勤に時間がかかることは確かに実感できました。


最後に通信事情を少し。
私はauのガラケーと、ソフトバンクのiPhoneを持っていますが、今回ガラケーは全く役に立ちませんでした。
またTwitterも全く読み書きできません。
使えたのは、LINEとfacebookでした。Gmailは普通に使えました。

が、いずれもWiFiではありません。最初はWiFiをあてにしていたのですが、これが役に立たないので、ローミングに頼りました。
空港も同様の事情です。
聞けば、タイでは、5メガから12メガが最速らしく、それもバンコク市内では、ということらしいです。
ガラケーしかない方はご注意ください。