香港の大学生が日本のアパレルを目指してる・・・らしい

香港では日系ブランドが大人気
香港中文大学には、元家庭教師で友人の先生がいます。こちらも採用したい人材についてお願いする関係上、あちらからも、「こんな学生がいて、日本で就職したいんだって」みたいなメールが届きます。

今月に入って、実は同じような内容のメールが、大学で教鞭をとる友人と、彼の教え子の卒業生からありました。
その内容というのが、「日本のアパレル企業に就職したい!」というものです。
立て続けだったので、香港にはそういう病でもあるのか、と感じたくらいです。

ここで確認しなければならないのは、彼らの本音です。
香港中文大学といえば、国際的には東大より上、という大学です。そこを卒業して、なぜ日本で就職したいのか、といえば、理由は大きく2つに分けられます。

ひとつめは、日本のファッションなどのサブカルチャーが好きだから、日本に住みたい、よって仕事も日本で見つけたい、というタイプ。
もうひとつは、狭い香港から出てみたい、という素朴な欲求です。

実は、日本に住みたいという希望を持っている学生(卒業生)のほうが病は深いと思います。

今日も、そういう学生がいるんだけど、というメールだったので、日本で住みたいから日本で就職したいのか、それとも日本のアパレル企業に就職したいのか、と質問しました。そして、前者の場合、就職は無理だろうね、と書きました。
CCに、その学生が入っていたので、わざとこういう書き方をしたのですが、彼女は現在、深く考え中らしいです。

採用する日本の企業にとって、香港人はある意味、即戦力なのでWelcomeではあります。
しかし、香港人を採用したら、中国で、台湾で、シンガポールで働いてほしい、と日系企業は考えているはずです。
つまり、香港人は彼らの言語能力ゆえに、日本では働けない、という状況にはまりやすいともいえます。

なんでこんな簡単な理屈に気付かなんだろうか?彼らは。

斜陽の日本で職を求めることの厳しさを理解していないゆえの行動とは思いますが、香港の大学生のモラトリアムな意識に比べ、日本の大学生の必死さが対称的だと感じます。