クリスタリスト 石塚 麻実さんの悟りのピンポンダッシュ

クリスタリスト 石塚 麻実さんにお会いしました。
クリスタルボウルという楽器の奏者で、ヒーリングミュージックを作曲している方、と紹介するのが、わかりやすいかもしれません。

クリスタルボウルについては、下記の動画をご覧になっていただくのが、早いかもしれません。




麻実さんには初めてお会いしたので、なぜクリスタリストになったのか、と質問したところ、とってもおもしろいお話を聞くことができました。

それが「悟りのピンポンダッシュ」です。実際にはダッシュはしていないので、「悟りのピンポン」が正しいとは思います。

演奏家になる前の3年間、麻実さんは、「悟りをひらきたいので、おたくのトイレを掃除させてください」という修行を行っていたのだそうです。

初日に200軒にピンポンし、当然のことながら、すべて断られます。
「これは私の努力が足りないのだ!」と、翌日と翌々日は300軒、それでもトイレ掃除にありつけず、4日と5日目は350軒もピンポンしたのだそうです。

これを時間に換算してみましょう。午前10時から夕方6時までピンポンし、途中食事などの休憩を1時間とします。ピンポンできるのは7時間、420分となります。

初日は200軒ですので、1軒あたり所要時間は2分。
翌日と翌々日は、1軒あたり1分24秒。
4日目、5日目は、1軒あたり1分12秒。

これに移動時間も考えれば、「悟りのピンポン」ではなく、「悟りのピンポンダッシュ」と呼びたくなるのも、お分かりいただけると思います。


全く無視され続けた麻実さんですが、あるとき、大きなお屋敷のドアが開いたのだそうです。
疲れていて「悟りをひらくために」を言わずに、「トイレ掃除をさせてください」と言ったからなのだとか。つまり清掃業者と間違われたから、入れていただいたのだそうです。

通されたトイレは4畳半はあろうかという広さ。
ここを3時間かけて掃除した麻実さんに、家主は「今度はクーラーを掃除してもらいたい」と言ってくれたのだそうです。

修行のためにトイレ掃除をしようと決意したものの、掃除のプロではない彼女は、クーラーの掃除をしてくれる業者を探しだし、自分も手伝って、無事に依頼をクリアしました。

その後の3年間は、定期的に通う顧客ができたりして、修行を重ねることができたのだそうです。


食品会社で役員秘書をやっていた彼女ですが、長い修行の末、ピンポンした瞬間に、トイレ掃除をさせてくれる家かどうかがわかるようになった、と言います。

私はこの話を聞いて、まじめで情熱的な方、と感じると同時に、何をやっても成功する人だな、とも思いました。
この出会いに感謝です。