あるバイヤーの言葉

先日、新しいブランドを紹介するために、中国でブランドショップ経営を行っている香港系企業の、ブランドマネージメント担当者と話をしました。

簡単な資料を見せると、彼女はとても興味を持ってくれて、次のような質問を投げてきました。

・中国ではどのくらい売りたいと思っているのか
・中国での販売戦略をどのように考えているのか
・当社(つまり彼女の会社)にどのような役割を期待しているのか

残念ながら、その場でこの質問には回答することができませんでした。
理由は、ブランドとの契約が成立しておらず、詳細な説明資料を作成していなかったためです。


日本人の多くは、中国では日本製品は売れるだろう、と漠然とした自信をお持ちですが、投資家に中期計画を説明するつもりで臨まないと、中国人は買ってくれません。

製品は良いのは当たり前、中国製と日本製の製品の差はどんどんなくなってきています。アパレルなどは中国に縫製工場があるくらいですから、かなり微妙です。

論理的で計画性のあるビジョンを共有できるようなブランドでなければ、中国で成功することは難しいと思います。
そして残念ながら、そういう視点で海外進出を行っている日系企業はさほど多くありません。