被災地アルバム



GWは、実家の福島県に戻り、あちこちを撮影しながら散歩しましたが、聞いてはいたもののかなりの被害に驚きを隠せませんでした。

私の実家周辺は、海側に地面が引っ張られたようで、あちこちで地割れが起きていました。なかには4月の余震で発生したと思われる崩落も見られます。道路は修復には程遠い状態で、昭和40年代あたりまでは見られた、いわゆるジャリ道状態の修復です。

高速道はさらにひどい状態です。
私は東北自動車道、常磐道、磐越道、あぶくま高原道を走りましたが、いずれも凸凹があり、地割れ後の応急措置程度の修復のため、速度があるとバウンドしまくります。
遊園地でジェットコースターに乗っている状況のところもあり、かなり危険です。
高速道を完全に修復するには数年の時間がかかるのではないでしょうか。おそらくアスファルトをすべて敷きなおすことになると思います。

その高速道で感じたのは、トンネルと橋の部分はほとんど影響を受けていない、ということでした。
たとえば、常磐道の那珂インター周辺の崩落と修復はEconomist紙にも取り上げられた素晴らしい修復が行われていましたが、日立周辺は山間に道路が作られていることからトンネルと橋が続くので、ほとんど地震の影響を受けていないようでした。つなぎ目は多少揺れましたけど。

最悪はあぶくま高原道です。
これは危険なジェットコースター状態ですので、そういう気分が味わいたければぜひどうぞ。
特にひどいのは矢吹インターを入って福島空港あたりまでです。写真で紹介できないのが本当に残念なぐらいのひどい有様です。

それと、地割れがひどいのは、元来、地盤が弱い湿地に盛土をしたり、溜池をつくったりしたところでした。
田んぼのなかには液状化したようなところもあり、地球のエネルギーに驚きます。

なにより衝撃だったのは、震災直後にニュースでよく取り上げられていたダム湖の決壊です。
150万立方メートルがいっきに流れ、周辺の家屋を流したそうです。下流の橋はコンクリート造りの丈夫なものですが、一部がもぎ取られ流されていました。でもその橋はちゃんと車が通行できる状態なのです。それだけ丈夫な橋の一部が流されるほどの威力だった、ということだと思いました。

この地震でお亡くなりになった皆様に改めて冥福をお祈りします。