携帯電話とテレビ放送の新しい関係

今日付けの日経産業新聞「流行ウォッチング」では、日本BS放送のBSイレブンを取り上げました。
テレビ画面にでかでかとQRコードを表示することで、リアルな視聴者をつかみ、囲い込むという手法を編み出し、ビジネスモデル特許を申請しています。
詳しくは本紙をご覧ください。

さて、この春スタートした深夜枠のドラマでは、同じように携帯電話を利用した番組作りがなされたものが目立ちました。
深夜枠のドラマを見ている視聴者の多くは30歳以下の世代、広告的に表現するとF1、F0、M1、M0が中心なので、携帯電話を肌身離さず持っている世代でもあります。
この世代をつかむことがテレビ広告の中でも重視されていましたが、いかんせんテレビ視聴者は高齢化が進んでいます。テレビをまともに観る30歳以下の若者はほとんどいませんし、1日の接触時間も2時間程度と少なくなっています。動画でテレビ番組自体は見ているんですが・・・。

昨年のテレビ広告は前年から900億円も減少しています。
広告費イコール売上と考えると、地方のテレビ局が5社は倒産した計算になります。
これだけ減ってしまった原因は昨年後半からの世界的な経済の落ち込みだと説明するものも多く、一面ではそういう理由も影響しているとは思います。
しかし、アメスタ(Ameba のインターネット放送局)のスポンサーにトヨタが名乗りをあげていることを考えれば、テレビ広告全盛時代が本当に終わることを示す動きだと考えるほうが自然です。