スティービーアワードの審査方法

先日からスティービーアワードのことを書いていますが、今回は審査方法について書いておこうと思います。というのも、先日から日本人の最終審査委員になっていただきたい方にアプローチしているのですが、何人かの方に「この審査方法はおもしろいね」と言っていただいているからです。
そうなんです、スティービーアワードの審査方法は本当に面白いんです。

エントリーは世界中からあるため、世界中の皆さんが、書類選考にあたる予備審査に参加が可能です。米国のWebサイトから申し込むことができます。
しかもエントリーした方も予備審査に参加可能です。ただし、エントリーしたカテゴリーの審査はできません。
予備審査委員は、事務局が彼らのビジネス経験や属する業界、言語などに応じて担当する審査対象を割り振ります。審査はインターネット経由で行われます。
そしてこの予備審査を終えた上位のエントリーがファイナリストとして最終審査の対象となります。

最終審査委員は、各国の事務局が推薦するビジネスパーソンと、過去に受賞暦のある方などが含まれています。
ファイナリストに選ばれたエントリーについて、やはりインターネット経由で審査を行います。

つまり、予備審査には誰でも参加できること、そしてインターネットにおいて審査が完了すること、が広く開かれたアワードである、と評価されるのです。これってWeb2.0的ですよね。
こういう参加性は日本の功労賞的なアワードにはないものなので、「おもしろい」といわれるのでしょう。

ところで、ここまで読んで「ムムッ」と気づいた方がおられるでしょう。
そう、予備審査に友人などたくさんのサポーターが参加していれば、ファイナリストになりやすい、という点です。ただ、エントリー数が増えてくればそういう組織票にも限界が出てきます。
結局のところ広く多くのエントリーが集まれば集まるほど、公平性が担保できる仕組みなのです。

今年の国際ビジネス大賞は、インドや韓国の経団連のようなところがスポンサーとなっています。
昨年あたりからこの2国からはエントリーが増え、受賞者も増えてきています。
日本人としては彼らに負けないくらい素晴らしい企業や団体があると思っていますので、経済的に先行き不透明なときだからこそ、小さな1歩であってもすばらしい、と表彰したいと思います。