「お~いお茶に合うお米選定イベント」に日曜日の昨日、参加してきました。
お米を愛するブロガー100名をご招待、というもので、伊藤園本社で行われました。
お米を愛するだけあって、わたしも含めて、ぽっちゃり系の方が多く集まっていたように感じました。
年齢層も若干上な感じ。
質実剛健な印象です。
この「お~いお茶に合うお米選定イベント」とは、5000人にお米をプレゼントするキャンペーン用のお米を選定するというもので、京の米老舗「八代目儀兵衛」の五ツ星お米マイスターと一緒に「お~いお茶」に最も合うお米を選出します。
開会前には、MCを務める大楽(だいらく)さんが、机をたたいてドラムロールしてください、というので練習しました。
大楽さん |
はじめに、「八代目儀兵衛」さんからお米についてのレクチャーを受けました。
八代目儀兵衛さん |
まずは五ッ星お米マイスターとは?について。
お米マイスターとは、全国の米小売店の団体「全国米穀小売商業組合連合会」という団体で実施している認定資格のこと。
お米マイスター資格には2段階に分かれており、まず「三ッ星お米マイスター」取得後の上位資格に「五ッ星お米マイスター」の認定があります。
そのなかでも、五ッ星お米マイスターにもとめられるのが、目利き力、ブレンド力、説明能力、炊き方の4つ。
なんだかすごいぞ。
お話のたとえによく出て来たのがワイン。
ワイン業界のビジネスモデルは日本酒業界でも注目されていますが、お米もワインのようなビジネスモデルを目指しているのかもしれません。
お米のおいしさの基準 |
お米の選び方 |
お話は、お米の美味しさの基準や、お米の選び方、炊き方などに及びました。
「八代目儀兵衛」では、低温精米を行っているそうです。
摩擦熱が出ないようにすることで、お米のおいしさが保てるのだとか。
また、炊飯器メーカーは1合150グラムに設定しているので、カップに詰め込みすぎないで測ることが大切だとか。おもしろくお話をうかがいました。
また、浸水させる水は、硬度30前後の軟水が美味しい。
1回研ぎ、水換え3回までで研ぎすぎないのが、おいしいごはんのために守ること。
夏場は氷を入れて水温を低くするのもコツ。
炊き上がったらすぐにほぐして、余分な蒸気を逃す。
などなど、お米とご飯の豆知識満載です。
レクチャーが進む中、選定大賞となる3種類のお米が炊かれる、おいしそうなにおいが会場に広がります。
今回ご用意されたお米は3種類。
翁霞は、「八代目儀兵衛」によるブレンド米。
ゆめごこち、こしひかり、ひのひかりの3種をブレンドしています。
そして実際にごはんが登場。
銘柄はふせられて、赤・青・黄でわけられ、全員の前に供されます。
これらをすこしずつ口に含み噛みしめ味わいます。
口直しには「お~いお茶」。
「お~いお茶」との相性も選定のポイントです。
赤は甘味が強く、お米に弾力性があり、歯触りがよかったと感じました。
青は、水っぽく柔らかいお米で、入れ歯のかたには良いかもしれませんが、わたしはパスでした。
黄は、赤に近いのですが、甘味がやや薄め。弾力性は赤と同じくらいありました。
ごはんとしていただくのなら、黄がわたし好みですが、「お~いお茶」との相性となると、甘味の強い赤のほうがおいしく感じました。
なので、わたしは赤に投票。
開票結果は赤。キャンペーン用には赤のお米が選ばれました。
ちなみに銘柄は、
赤 = 奈良県産ひのひかり
青 = 佐渡島産こしひかり
黄 = 翁霞
でした。
今回のイベントでは、かいがいしく働く伊藤園のみなさまの姿に親しみを感じました。
ごはんをよそって参加者に配布 |
ごはんのおかわり続出 |
開票中にはお茶について小川さんからレクチャーも |
お米を炒ったもの ぽりぽり美味しい |
そして、おみやげもいただきました。
お茶と「八代目儀兵衛」のブレンド米 |
さっそく、「極」を炊いてみました。
甘味がとても強いので、おかずと一緒に食べるとイマイチな感じです。
わたしはおかずとの相性が良いお米が好きみたいです。
もちろん、いただいたほうじ茶とともにいただきました。
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