日本人は攻撃的で好戦的?~海外メディアがつくる日本イメージ~

今朝のオーストラリアの報道で、シーシェパードが、水産庁の調査捕鯨船に追突された、というのがありました。

シーシェパードのパトロンに、たしかオーストラリア環境省のトップが入っていたと思うので、ニュースでは、日本が一方的に悪いかのように報じられました。

しかし、日本人なら、このニュースが一方的なものであって、日本の、しかも半官半民のような立場の人たちが、そんなことをするはずがない、と思うでしょう。

これも日本人の幻想です。

たとえば、中国人の多くが、日本人は好戦的であり、自国に資源がないため、常に海外に出ていこうとしている、と考えています。

このような考えは、実は欧米の一部にも見られます。

オーストラリアの報道が偏向するのも、このようなイメージがあるためだと思います。


先日、香港中文大学で、国際関係論を研究している Stephen Nagy さんから、日本のビジネスパーソンにアンケート調査をしたい、という依頼を受けて、手伝ったのですが、そのなかに、「日本は、今後、中国に対してどういう態度に出るべきか」という意味のものがありました。

様々な回答が寄せられたのですが、中に、とても印象深い一文がありました。


日本政府は、米国頼みで、最後は国連で何とかなると、甘い考えを持っている」というものです。

私も同感です。

日本は、攻撃的・好戦的な国、と考える人々が世界的には多い、という視点から、イメージ戦略を展開していくべきだと思います。

少なくとも、一方的な報道には即座に抗議するくらいでなければ、日本と日本人に対するイメージが覆されないと考えます。

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