【中村 明一】 「密息」で身体が変わる (新潮選書)



久しぶりに「TARZAN」を手に取ったら、姿勢を良くして余計な脂肪を落とす、という特集でした。
(立ち見だったので正しいタイトルは忘れました・・・)

ダンスのレッスンで、先生が言うとおりの姿勢を取ると、魚類が陸に上がった状態、すなわち息ができない状態になることが多く、どうしてかなぁ、と思っていました。

だってあの姿勢で息ができてる人がいるのは確かなので、私が息ができないのは何かがおかしい、ダメなんだろうと思っていました。


そこで手にしたのが「「密息」で身体が変わる (新潮選書)」です。


「密息」で身体が変わる (新潮選書)

中村 明一 新潮社 2006-05-24
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これは、虚無僧尺八奏者として活躍する著者が、「密息」という日本古来の呼吸法にたどり着き、身に着けるまで、についてくわしく書かれています。


この本の面白い点は、現代日本人が胸式呼吸であり、欧米人のように腹式呼吸ができていない、ということを詳細に解説している点です。

特に腰骨の向きを知って、私のダンス姿勢は大きく変わりました。

日本人の多くは、腰骨が後ろ向きに倒れているのだそうです。

椅子の生活が長くなってきているにも関わらず、いまだ日本人の腰骨は畳に直接座る時代のままだから、床にぺたりと座ることがリラックスできる姿勢だというのです。

しかし、腹式呼吸の欧米人の腰骨は、前側に倒れています。

実際にやってみると分かるのですが、腰骨を前向きに倒し、下腹に力を入れて立つと、ウエスト周りの筋肉がグッと引き締まります。
すると上半身も、肩甲骨が近づき肩が後ろ側に少し動きます。

この姿勢が、ダンススタジオでもバレエでも言われるところの、骨で立つ、とか、天井からつられている感じ、になります。

つまり、腰骨を前倒しにする、という意識がないと、きれいな立ち姿やきれいな歩き方ができない、ということです。

このことに気づいてから約1週間、腰骨を前に倒して下腹に力を入れて歩いただけで、ウェスト周りが引き締まりました。

そして、ダンスの姿勢も良くなったからでしょうか、最近自分でも驚くほど上達しました。


姿勢ってすごく大切なんだな、と改めて気づくとともに、雑誌などの特集でも、腰骨の倒れ方(倒し方)をきちんと説明すればいいのに、と思いました。


ゆるめる力 骨ストレッチ

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