香港中文大学でのJOB TALK


今週水曜日に、アジア圏で4位という香港中文大学で JOB TALK というのをやってきました。
香港中文大学の日本研究学科で学ぶ、卒業を控えた学生さん達に、香港の会社で働きませんか、という話をしに行ってきたわけです。

といっても、日本人が香港で起業して、香港人を雇うわけですから、なぜ日本ではなく香港に会社を設立したのか、といった事情についても説明する必要があると思い、ちょうど第1回目の月例セミナーの資料があったので、これをまずは利用して説明しました。

・日本市場は縮小していること
・香港は中国政府が外国企業にすすめているエリアであること
・日本と香港の間で租税条約が変更される予定であること

など、主として経済面における概観を説明しました。その後に、香港の会社で何をやるのか、どういう人を求めているのか、どういうことをやってほしいのか、といったことを説明しました。

その後、大学内の教職員食堂で飲茶をいただきながら、複数の学生さんと話をする機会も持つことができ、大変有意義な時間をすごすことができました。

その晩、今回の JOB TALK をアレンジしてくれた私の元英語の家庭教師、今ではすっかりお友達で我々のサポーターである方と話をしました。
彼によると、日本研究学科を目指す学生は、日本文化に興味があるから、という動機で志望する、ということでした。しかし彼はこれに否定的で、「文化もいいけど、政治や経済もわからないと日本の存在意義がわからない、今回のプレゼンは学生にとって知らない視点で、刺激があって良かった」と私のプレゼンを評価してくれました。

確かに、政治のうえに経済が、その経済の上に文化が芽吹いているわけですから、文化だけでは上滑りな議論にしかならないでしょう。
これから香港は、アジア圏の経済活動において重要な場所になります。
そういう意味で、大学生にはこれからますます就職のチャンスが出てきます。そのときに政治や経済の視点が欠如していたら、ちょっと困るかもしれませんね。