自分より若い会社を選ぶ

先週金曜日は今期最後の授業でしたので、その後は学生と食事に行きました。卒業してそれなりに活躍している先輩も参加して、総勢13名の大所帯でした。

参加者の多くは4年生で就職が決まっていましたが、3年生は就活真っ最中です。それぞれに不安があるのでしょう、よく相談を受けます。
私としては、ちょっと先輩のリアルな話を聞いたほうがいいと思うので、できるだけ先輩に会って話を聞く機会を作りたいと考えています。

参加したOBは、地元では知られた商社に勤務する2人です。一人はビジネスソリューション、もう一人は携帯電話販売を担当しています。携帯電話販売の彼は、1年目に10円ハゲができたほど仕事をしたという人物で、仕事が楽しくて仕方がない、と公言しています。それゆえか、2年目でショップ店長を飛び越えてエリアマネージャーを務めています。
その彼が3年生に「自由度の高い会社に入ったほうがいいよ」と言っていました。
業界も若ければ、会社も若い彼の所属会社は、決まりごとが少なく、自由な雰囲気があり、やりたいことをやらせてもらえる環境が整っていると言います。

同席した4年生のひとりも、就職先はIT業界では古株ですが、創立20年に満たない企業です。
「社長も30代で、社員の平均年齢は30歳くらいだから、やっぱり自由な感じがあります」とのこと。

確かに、企業の年齢が上がってくると、歴史があるといえば聞こえがいいですが、古い習慣やしきたりが多く、今どきの学生にとって居心地が悪いに違いありません。
ところが学生がまず目にし、エントリーするのは結構な年齢の企業ばかりです。創業50年以上という企業が少なくありません。むしろ20年くらいの若い企業は珍しい部類ではないでしょうか。

このブログでは何度も書いていますが、大企業だから、歴史のある企業だからといって倒産しない保障はありません。逆にベンチャー企業だからといって不安定なわけでもありません。
そこそこ高い給与をもらっても窮屈でやりたいこともやれない会社と、給与は若干少なめでも、自分がやりたいことを応援してくれるような環境の会社とどちらが良いでしょうか。

できるだけ自分より若い、せいぜい30歳くらいまでの会社に就職することを目標にしてはどうか、と学生には言いたいです。