1億円あったら貯金する

先週金曜の夜は、卒業生で社会人2年生と食事をしました。今年と違い就職に苦労のなかった年なのですが、卒業式の後に就職先を決めたような人がいる世代です。
その卒業式の後に就職を決めた3人のうちの2人が参加し、4年生の女子3人と親しくさせていただいている教授の8人で始めました。

卒業生とはなかなか会えないので、まずは近況から。
経済状況は決して良くはありませんが、それなりにがんばっている様子です。社会人として揉まれた結果として、たくましく、そして自分の意見も明確になってきています。こういうときに成長してるなぁ、と感じます。

当然、恋愛話も出ます。
最近「やさしすぎる」といってふられた、とか、付き合うと「結婚したら専業主婦になりたい」と言われて別れた、とか、男性ならではの悩みに直面しているようです。ひとりだけ高校生の頃から付き合っている彼女と円満アピールをした挙句、「結婚したら買えなくなるからしばらくは結婚しない」と言って、次はブガッティのバイクを購入予定、と話す男性もいます。

彼らの世代は、学生駐車場は派手でした。
高級車や外車、大型車など、中古かもしれませんが、それなりのこだわりの車が並んでいたものです。
それが今年に入って一変しました。
大型の車種が姿を消し、どれもこれも小型の、いわゆるミニバンにとって替わられたのです。2歳違うと、価値観が全く違う、という話を授業の中でもよくしますが、こういうところに如実に現れます。

最近学生によく聞く話として、手元に一定の金額がポンと入ってきたらどうするか、というものがあります。
卒業生にも同じ質問をしてみました。彼らの答えはおおよそ次のようなものでした。

10万円・・・・中途半端だからすぐになくなる
100万円・・・・時計とか買う
1億円・・・・車とか買う。貯金もするかもしれない

先日学生に同じ質問をしたところ、彼らは次のように回答しました。

10万円・・・・何か買うかもしれないけど貯金?
100万円・・・・半分くらい何かに使うかもしれないけど残りは貯金
1000万円・・・・少しは使うかもしれないけど、ほぼ貯金
1億円・・・・金額が大きすぎてわからないけど、貯金はする

中には、「1億円貯金すれば金利分でも結構な金額になるから絶対貯金する」と言い切った学生もいました。
学生はおおむね、具体的に欲しいモノが見えていないので貯金、という回答なのかもしれませんが、2歳上の世代と比較すると、購入意欲がそれほど高くないことは明らかでした。

私も今なら1億円は全額貯金します。もし10億円あったら国外脱出します。