競技ダンサーという人々(4)

ダンスのレッスンを始めて早2ヶ月。昨日はビギナーのためのパーティダンスのおさらいをしてからワルツへ。
「ワルツとタンゴ、どちらがいいですか?」と聞かれたので、「どちらがいいのかわからないので、先生にお任せします」と返したところ、先生の一存でワルツになりました。

ワルツを少しやってみて、以前ある方から「(社交ダンスは)動機にして不純、形態にして卑猥」と言われたのですが、「なるほど、このことか」とある意味納得してしまいました。

ワルツをはじめてすぐに”コンタクト”という言葉が登場しました。コンタクトとは、身体の一部を接することなのですが、女性の場合、まず右手は男性に預けています。そして左手は男性の肩より少し下のほうに置き、男性の肘より下の腕にもコンタクトポイントがあります。左腕は男性の右腕に重ねるように置かなければならないようです。

そして最大のコンタクトポイントが腹部になります。女性の場合、へそより右側が男性の反対側の腹部と密着するわけです。そうしないと男性がリードできず、女性が前進する場合も、同じように体重を正面に押し出すことができないから、そうなるわけですね。
さらに女性の右足のひざの辺りが、男性の左足と接するようにして、男女一体となって踊るわけです。

先生は競技ダンサーなので、こういうことが当たり前です。
私も2ヶ月もやると結構平気になってきて、「それじゃこの本を落とさないようにやってみましょう」と先生が腹部にワルツの本を挟んでホールドしますので、「はいはい、わかりました」という具合になっています。慣れってすごい。
無事本も落とさず一回りすることができました。

ワルツは姿勢が大事なようです。
ホールドは問題ないと思われたのか、今度は頭の向きです。いわゆるポージングです。
左腕の30センチ上、左外側を見るように言われましたが、これが結構難しい。下半身は密着で、上半身はできるだけ離すなんてことをしなければならないようです。首と右肩が一直線になるような感じでしたね。
先生は「うまい、うまい」とか言ってくださいますが、全く自信がありません。
でも、ワルツは1歩が大きくダイナミックに動けるので、多分好きになるでしょう。

ところで、先生達、競技ダンサーの皆さんは来週からいくつかの競技会に参加されるようです。練習はいつやっているのかと思って聞いてみると、朝か夜、という回答が。時間のやりくりが大変そうです。
それぞれ所属するランクのようなものがあり、そのランクの中で2回は上位に残らないと、上のクラスにいけないようです。相撲と似てるな、と思いました。