中間発表が終わりました

金曜日にサービス産業論の中間発表を行いました。
大学のほうに京成百貨店様をお迎えして、「20代が集まる京成百貨店を考える」課題に対する学生が考えたTPC(Target, Positioning, Concept)を発表し、方向性の確認をすることが今回の目的です。

中間発表自体は、結論から言えば、まあまあで進んだのですが、直前まで相当苦しんだようです。
ターゲットの研究が十分でないことがその最大の理由です。学生の勉強不足ですね。
ただ、彼らの着眼点は良いので、後は猛勉強して最終プレゼンに向かってほしいと思います。

今回のテーマは、百貨店という業態崩壊の危機に対してどのような施策が必要なのか、ということになります。このまま業態にこだわれば絶滅危惧種になってしまうことは決定的であり、ある時期を境に一気に崩壊することになるでしょう。

一方の20代は、百貨店には全く縁のない世代です。
単価が高く、ファストファッションではなく、カリスマ店員もいない百貨店に誰が足を踏み入れるでしょう。
ヴィトンなどの特選ブティックには行きますが、これはブランドの力であって百貨店の力ではありません。しかも百貨店にとってこれらのブランド品は利益の少ない、あまりおいしくない存在です。
それでもこれらの集客力に頼らなければ、若い世代のお客様がやってこないのです。

いずれにせよ、業態を打ち破ることでしか解決しない問題なので、百貨店関係者の頭が切り替わらなければどんな提案も無駄に終わります。