初めての法人確定申告

昨日午前は確定申告のために書類を整え、都税事務所と税務署の2箇所をタクシーで回りました。
確定申告のための損益計算書、貸借対照表、明細などは2週間前にできていたのですが、何しろ初めてのことなので、ネットでいろいろと調べ、仕訳について改めて勉強しました。
それと1年前にやっておかなかった新設法人の届出書を出すために届出書類を作成したり。
最後は行ったほうがわかると思って、早速都税事務所へ。

届出書と都民税の支払のために来たことを伝えると、若い職員の方が親切に教えてくれ、「こことここに記載してください」と教えてくれました。おかげで数分で作業完了です。
続いては税務署です。
こちらは個人の確定申告もあって大変な賑わいです。間違って案内されかかったのですが、法人申告用のOCR用紙をもう一度もらいたいと伝え、早速書き損じたほうから移します。
で、提出となるわけですが、税務署は百戦錬磨という印象のおじさんが皮肉たっぷりな風に対応してきます。「コピーはとりましたか」と何度も言うので、「コピーが本当に必要なんですか?」と聞き返したところ、結局本当に必要なものは複写になっているので、他は本当は慣例に過ぎないのだといいます。

税務署への新設法人の届出にしても対応は都税事務所とは雲泥の差でした。HPにはどこにも書いてない(読み落としたかもしれませんけど)慣例をこちらに押し付けます。
たとえばコピーを持ってこなければいけない、なんてことですね。都税事務書では職員の方がコピーをとってその場で確認印の入ったものを渡してくれました。税務署ではこちらが2部用意しなければならなく、しかも最初に押印したもののコピーだというのです。しかも、それが面倒ならどちらも押印したもの、つまり朱肉の赤がでいいのだそうです。
私はまたしても「それって決まっていることなんですか、慣例ですか?」と聞いたところ、一瞬言葉に詰まって「慣例ですね」と言うのです。
そんなにコピーが必要だと連呼するなら、税務署に有料のコピー機を置けばいいのに、と思うくらいです。結構需要があると思いました。

意味があるのかどうか、という意味では、そもそも新設法人の届出をあちこちにしなければならないというのも前時代的で、ネット時代には意味をなさない行為です。管轄が違うところにはそれぞれ提出しなければならないなど、台帳管理しかなかった時代の遺物ですよね。
同じようなことを要求するなら場所も同じにしてほしいところです。
都税事務所と税務署を同じビルにするとか、ついでに法務局や区役所も同じビルに入ってもらえるとうれしいです。

とはいえ、現場の職員の皆さんはそれぞれに経験があって、そのような言いぶり、態度になっているのでしょう。サービス業の一種と考えれば、顧客、すなわち我々納税者の中にはとんでもないことを言ったりやったりする人がいるのです。そういう人はイレギュラーなのですが、対応する現場の方々はそういうイレギュラーを想定してルールを作り出し、運用していきます。それは自らの身を守ることにもつながります。
結果として、レギュラーであるところの多くのごく普通の納税者が、本当に必要でもないことを押し付けられ、いつしか慣例となってしまうのです。

いずれにせよ法人確定申告の次は個人です。
期日内申告をめざしてがんばります。