クラウド・コンピューティング フォーラム

昨日は品川であった「クラウド・コンピューティング フォーラム」に参加してきました。午前の基調講演2つだけですが、会場を埋め尽くすほどの人の多さに、日本でもパッケージアプリケーションの地位が低くなっていることを感じました。

最初はアマゾンのEC2に関して。
イタリア人ということで、よくわかる英語でゆっくり説明してくれました。ガリレオ・ガリレイを例にとり、歴史的なイノベーションのなかのひとつ、として紹介するあたり、日本人のことをよくわかっているのか、それともイタリア人であることを強調したかったのか。
EC2の説明のなかで日本企業の紹介もありました。サイバーエージェントのamebaが採用しているそうです。amebaといえば日本のコンテンツをひっぱる、ちょっとした台風の目です。さすが、システムにコストをかけていません。

次はクラウド・コンピューティングといえばセールスフォースドットコムです。
サンフランシスコからやってきた上級役員が早口で説明してくれるのですが、そのまえに3分程度でしょうか、着ぐるみ君が登場し、ビデオにあわせてダンスします。ビデオは、パッケージによってがんじがらめになり長い冬の時代を過ごしていた世界をSFCが雪解けをもたらす、というような内容です。
SFCはすでに日本でも実績のある企業のためか、プレゼンテーション資料も日本語、さらに利用企業の担当者ビデオを盛り込み、最後にはローソンの常務取締役まで引っ張り出してのプレゼンです。

実は先日の土曜日、Google Apps経由でSFCの試用版に申し込んだのですが、月曜の朝には営業から電話がありました。IT系にもかかわらず、メールだけで済ませないところがSFCの強さなのだと思っていたのですが、今回のプレゼンでも日本人の心をつかむために用意周到に準備しているところがすごい、と感じました。

いずれにせよ、景気後退が長引けば高価なパッケージよりSaaSを採用する企業が増えるでしょう。
PaaS(Platform as a Service) というコンセプトはすでに日本の中でも芽吹いてきています。ここ数年でかなりの変革が迫ってくることだけは間違いなさそうです。

そうそう、ちょうどいいタイミングで日経産業にも記事が掲載されるなぁ、と思っていたら本日の流行ウォッチングは来週になってしまいました。Zohoについて書いたので、来週のコラムをお読みください。