バラの剪定

Roses of my garden


今年は急に寒くなったりしたので、久しぶりにベランダのバラが落葉しました。その掃除を先週は行ったのですが、今週は「早いかな」と思いつつも剪定をやりました。というのも、来春育つであろう芽が赤く存在感を示し始めたためです。当然、剪定前のこういった芽は育ちません。なぜなら、たいていの芽は冬の剪定で刈り取られる枝の先のほうにあるためです。

バラを大きく、美しく育てるためには、冬の剪定と植替えがとても大事です。特に鉢植えの場合には、この二つを思い切ってやらないと、次のシーズンは貧弱なバラしか育ちません。

剪定のポイントは、強く瑞々しい成長を示すきれいな枝を残し、細い枝や古い枝を刈り取り、育つためのエネルギーを集中させることにあります。また長く伸びている枝を半分くらいまで切り戻すことも重要です。育ちすぎた枝からは弱く細い枝しか出てこないためです。

植替えは年明けの最も寒い時期に行います。すでにバラは休眠に入っているので、鉢から出し、根を洗い、これも小さく刈り込みます。そうしないと毎年鉢のサイズを大きくしていかなければならないためです。私は根の刈り込みもかなり徹底して行い、バラの生長を促すように清潔でふかふかの新しい土に植え替えます。 このような作業を毎年続けることで、バラは春には大きく、そしてすばらしい芳香を放つ花をつけてくれます。

事業も同じではないでしょうか。
伸びきった枝になってしまっている事業を見直し、細い枝はすっぱりと切り落とす。こういうことを決算時期に、または予算作成時に定期的に行っていれば、選択と集中が徹底できると思います。バラの育成のようにうまくはいかないかもしれませんが、「芽が出始めているからかわいそう」という情緒で判断しては、弱々しい花しか咲いてくれません。